「グリーントラフ(R)」欧州域内で海外初となる現地製造を開始
~現地で発生した再生材を製品製造に活用することで欧州のリサイクルシステムに貢献~
● リサイクル樹脂製ケーブルトラフ「グリーントラフ(R)」の欧州域内における製造を2023年7月より開始
● 現地で発生した再生材の活用および製品輸送の距離短縮により、一層の環境負荷低減を実現● 欧州の鉄道市場で導入を拡大し、欧州グリーンディールの一環であるモーダルシフトの推進に寄与
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:森平英也)は、リサイクル樹脂製ケーブルトラフ「グリーントラフ(R)」について、欧州域内で海外初となる現地製造を2023年7月より開始しました。
■背景
当社グループは「古河電工グループ環境ビジョン2050」を策定し、脱炭素および水・資源循環型社会への貢献として、バリューチェーン全体で温室効果ガス排出削減や廃プラスチックを含めた再生材の利用を促進することを掲げています。
グリーントラフ(R)は、再生プラスチックを主材料とした環境に優しいリサイクル樹脂製の製品で、耐候性・耐腐食性・耐凍害性などに優れ、施工作業においても軽量のため工期短縮や安全確保に貢献します。日本国内のみならずグローバル展開も進んでおり、イギリスをはじめドイツやデンマークなどにおいて、特に鉄道市場で導入が拡大しています。
■内容
リサイクル樹脂製ケーブルトラフ グリーントラフ(R)の欧州における需要拡大に伴い、欧州域内で海外初となる現地製造を2023年7月より開始しました。これにより、現地で発生した再生材を製品製造に活用することで、欧州のリサイクルシステムへの貢献を果たし、また、日本国内からと比べて製品輸送の距離が短縮されることでCO2排出量の削減にも繋がり、一層の環境負荷低減を実現します。
グリーントラフ(R)敷設例
今後、欧州の鉄道市場における導入を引き続き拡大していくことで、欧州グリーンディールの一環として掲げられているモーダルシフトの推進にも寄与してまいります。
『グリーントラフ』は日本における古河電気工業株式会社の登録商標です。
■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。
古河電工グループのSDGsへの取り組み
https://furukawaelectric.disclosure.site/ja/themes/182
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