「韓国大学法人協議会（The Korea Association For University Foundation）」の教育使節団一行が、日本私立大学協会の主催による日韓私立大学交流の一環として、秋晴れに恵まれた１０月５日（木）午後２時から４時まで、鎌倉女子大学大船キャンパスを訪問しました。
李大淳（Lee Dai Soon）名誉会長（元韓日協力委員会会長／慶南大学校理事長）、魯讚容（Ro Chan Young）会長（靈山大学校理事長）を始めとする１６名の編成で、福井一光学長始め幹部教職員と懇談しました。
図書館棟１階の視聴覚ホールでの歓迎会と情報交換会、創設者の展示サロンや学内見学、カフェテリアでの懇親会と、和気藹々とした交流が行われました。
韓国もまた、少子化の大きな波に洗われ、学校経営の厳しい舵取りにさらされていること、やがて判断の是非が問われる移民問題への見通しといった、我が国がもつ同様の悩みなど、率直な意見交換がなされました。
授業中に立ち寄った教室では魯会長から「韓国でも鎌倉女子大学が素晴らしい大学であることは聞いています」とのエールが送られ、学生たちの熱烈歓迎を受けました。教育使節団にとっても日本の学生たちとの交流は、今回の訪日で初めてのことで、大変有意義な体験であったようです。
また、展示サロンの創設以来の歴史写真を見ながら、李名誉会長から、「戦災に遭いながら、勇気をもって学校建設と取り組んだあの時代の人々は本当に素晴らしかった」と、深い同情の想いを寄せていただきました。
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