~世界最高の技術は本物の森とのみ共生する~
この度、私どもが40年以上に亘って取り組んできた「郷土(ふるさと)の森づくり」を紹介する映像資料(DVD)を作成致しました。
「郷土(ふるさと)の森づくり」は、1971年から宮脇昭先生(現・横浜国立大学名誉教授、公益財団法人地球環境戦略研究機関国際生態学センター長)のご指導を頂きながら、当社大分製鐵所を皮切りに全国の製造拠点で進めてきた、日本における工場緑化の先駆けとなった取り組みです。現在、森の総面積は全社合計で約900ヘクタール(東京ドーム約190個分)に達し、CO2吸収源としての役割を果たすとともに、地域の生物多様性の保全にも大きく貢献しております。
この取り組みの特徴は、全国各地のその土地本来の植生に基づいた樹木を選定し、当社従業員の手で「現代の鎮守の森」を育てていくところにあります。今日、「宮脇方式」と呼ばれているこの手法は、国をはじめ数多くの自治体や企業等でも採用され、各地の自然環境の保全に大きく貢献しています。
今回のDVDは、新日鐵住金発足を契機として、宮脇先生へのインタビューを交えながら、「宮脇方式」による森づくりの特徴や、豊かに育った各製鉄所の森の姿を、幅広くご紹介することを目的としています。
当社では、今後とも新入社員による植樹などを通じて「郷土(ふるさと)の森づくり」を受け継いでいくとともに、引き続きグループを挙げて地域の環境保全に貢献していく所存です。
○DVDの概要
1.詳細編・・・・25分
特徴;(1)当社が「宮脇方式」を採用した経緯等を宮脇先生のインタビューを交えつつ説明
(2)「宮脇方式」の植樹方式の解説
(3)各製鐵所における「郷土(ふるさと)の森」の紹介
2.短縮編・・・・4分、8分(上記内容のダイジェスト版)
4分編は当社ウェブサイトでもご覧いただけます。
http://www.nssmc.com/csr/social/forest.html
(お問い合わせ先)
総務部広報センター TEL:03-6867-2135
以 上