聖心女子大学の学生有志がキャンパス内で生理用品の無償配布プロジェクトを実施 -- 「ジェンダー平等」の実現に向けて生理用品へのアクセス負担を軽減

聖心女子大学

聖心女子大学(東京都渋谷区、学長:安達まみ)では6月27日から1か月半の予定で、キャンパス内での生理用品無償配布プロジェクトを実施している。これは、SDGsゴール5「ジェンダー平等」の実現に向けて、女性が生理に伴い担う負担を軽減することを目標に、有志の学生団体「HER CARE」の呼びかけで開始したもの。本プロジェクトで提供する生理用品は大学における更新対象の防災備蓄品を活用しており、キャンパス全域計6か所の女子トイレで無償配布している。  聖心女子大学の学生団体「HER CARE」は、「ジェンダー平等」や「生理の貧困」といった社会課題に着目し、キャンパス内での生理用品無償配布プロジェクトを企画。同大グローバル共生研究所が提供する「ソーシャルアクション・サポート制度(※)」に採択され、このたびプロジェクトを実施する。  有志学生約20名の協力のもと、6月27日から1か月半の予定でキャンパス内の女子トイレに生理用品を設置。同時に生理用品の無償化に関するアンケートを行い、プロジェクト終了後に回答データを集計・分析することで、学内の需要を調査する。 【実施方法】 ・キャンパス内合計6か所の女子トイレに生理用品の入ったカゴを設置 ・生理用品の無償化に関するアンケート用QRコードを合わせて掲示 ・1週間に2回プロジェクトメンバーによる生理用品の補充を実施 ◆有志学生コメント  公共の場でトイレットペーパーが無償で使えるのであれば、生理用品も無償で使えるべきではないか、SDGsゴール5 「ジェンダー平等」実現のために、生理用品へアクセスするための負担がなくなってこそ、より男性と平等な立場で活動できるのではないか―そんな想いから、今回のプロジェクトを企画しました。一人ひとりの学生がより安心してキャンパスライフを過ごせるよう、活動を行っていきたいと思います。 ◆聖心女子大学グローバル共生研究所のコメント  学生の「公共施設では無償で提供されるトイレットペーパーと同様に、生理用品も無償で提供される工夫を大学内で実施したい」という想いと、大学内で備蓄している防災用備蓄品の生理用品を経年劣化のため定期的に取り換える必要があるというニーズが、聖心女子大学グローバル共生研究所が提供する「ソーシャルアクション・サポート制度」を通じて結びついた形となりました。学生の社会的課題を解決したいというマインドが実現できるよう、今後も大学としてのサポート体制を充実してまいります。 (※)「ソーシャルアクション・サポート制度」とは  聖心女子大学グローバル共生研究所が同大の課外活動団体や学生個人のボランティア活動を費用面と活動面でサポートする制度。個人には最大2万円、団体には最大5万円の助成金が支給されるほか、Zoomアカウントの貸し出しや活動へのアドバイスなども行っている。  2022年10月の運用開始からすでに18団体・個人へのサポートを行っており、これまでに「フェアトレードバザーの運営」「障がい者向けキャンパスツアー実施」「福祉施設での演奏会開催」などの実績がある。  https://www.u-sacred-heart.ac.jp/news/20230524/14326/ ▼本件に関する問い合わせ先 聖心女子大学 企画部 企画課(広報担当) 小島 住所:東京都渋谷区広尾4-3-1 TEL:03-3407-5249 FAX:03-3407-6126 メール:kikakubu@u-sacred-heart.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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