帝京科学大学で7月4日に「『希望の教室』ジェーン・グドール博士との対話」を開催 -- 5年ぶりの来日となる動物行動学者の講演会と学生との対話をオンラインで配信

帝京科学大学

帝京科学大学において7月4日(火)、「『希望の教室』ジェーン・グドール博士との対話」が開催される(主催:NPO法人ジェーン・グドール・インスティテュート・ジャパン)。動物行動学者のジェーン・グドール博士は野生チンパンジー研究のパイオニアとして名高く、このたび5年ぶりの来日をはたす。当日は同大附属フィールドミュージアムOPEN AIR LAB(山梨県上野原市)で講演会と学生との対話を実施し、その様子をZoomウェビナーで配信する。要申込、参加費無料。  動物行動学者のジェーン・グドール博士は、道具使用などの世界的な発見をした野生チンパンジー研究のパイオニアであり、同時に自然保護や人道問題へ取り組む世界的な環境活動家でもある。近年は、環境問題・人道問題に取り組む若者を後押しする「Roots & Shoots」の活動に積極的に取り組んでいる。  このたび、グドール博士が5年ぶりに来日。その中で、帝京科学大学での講演会が実施されることとなった。同大ではこの貴重な機会を、「好き」という気持ちを出発点に創造的な研究と社会活動を行ってきたグドール博士と、さまざまな「好き」を持つ若い人たちが語り合い、「希望」を共有できる場にすることを図る。  イベントの模様はオンラインで配信し、広く一般に公開する。視聴については以下の通り。 ■『希望の教室』ジェーン・グドール博士との対話 【日 時】 7月4日(火) 17:30~ (講演 約1時間・対話集会 約1時間を予定) 【形 式】 Zoomウェビナー 帝京科学大学東京西キャンパス ブリコラより配信 ※ご視聴にはZoomのアプリをインストールした端末と、通信環境が必要です。 ※逐次通訳がはいります。 【参加費】 無料 【主 催】 NPO法人ジェーン・グドール・インスティテュート・ジャパン(The Jane Goodall Institute Japan) 【共 催】 帝京科学大学 【詳細・申込】  https://openairlab.peatix.com/ ※ジェーン・グドール・インスティテュート・ジャパンへの寄付を設定したチケットを用意しております。申込時にご検討ください。 ●ジェーン・グドール (Jane Goodall Ph. D. / DBE)  動物行動学者・環境保護活動家。国連平和大使。1934年ロンドン生まれ。幼い頃から無類の動物好きだった。23歳で人類学の権威ルイス・リーキー博士と出会い、野生のチンパンジーの生態調査を依頼される。1960年、単身でアフリカのゴンベの森へ。そこでのチンパンジーの道具使用をはじめとする発見の数々は、それまでの『ヒト』だけが特別な存在だとの考えから脱却せざるを得なくなる、自然と人との関わりに新たな地平を開くものとなった。1986年以降は悪化する一方の環境破壊と貧困を食い止めるべく世界中で講演活動を行なっている。特に力を入れている、若者が「ヒト・動物・環境」の3つを考えるプログラム『ルーツ・アンド・シューツ(Roots&Shoots)』は、現在、日本を含む世界100ヵ国で展開されている。 【主な受賞歴】  1963年:フランクリン・バール賞(ナショナルジオグラフィック協会)  1980年:ゴールデン アーク勲章(野生動物保護活動に対し)  1987年:アルベルト・シュバイツァー賞  1990年:京都賞(稲森財団)  1995年:ハバード・メダル賞(ナショナルジオグラフィック協会)  2001年:ガンジー・キング賞  2002年:コフィ・アナン国連事務総長より平和大使に任命、エリザベス女王よりDBE(大英帝国勲位)に叙せられる  2003年:ベンジャミン・フランクリン・メダル賞  2003年:スペイン皇太子賞(科学技術部門)  2017年:コスモス国際賞(国際花と緑の博覧会記念協会)  2021年:テンプルトン賞 ●The Jane Goodall Institute(JGI)  ジェーン・グドール博士が主宰するNPO(非営利活動法人)。1977年アメリカ・カリフォルニアで発足。現在、本部はワシントンDCに本社を置き、世界25カ国以上のオフィスで野生生物及び環境保全のために活動をしている。特定非営利活動法人ジェーン・グドール・インスティテュート・ジャパンは、JGIの12番目の支部として、2001年に藤沢市で活動がスタートした。 ●帝京科学大学 OPEN AIR LABと「ブリコラ」  OPEN AIR LABは「自然との共生」を理念として、帝京科学大学東京西キャンパス(山梨県上野原市)に展開する「フィールドミュージアム」。 伝統的な「博物館」ではなく、その内容は知恵・知識・情報や、学生や教員の活動それ自体であり、「ブリコラ」は OPEN AIR LABの象徴的な空間。日常的にワークショップや映画会、学生サークルのミーティングなど、多様な活用が展開する場となっている。 ▼内容に関する問い合わせ先  JGI-Japan  E-mail:info@jgi-japan.info ▼本件に関する問い合わせ先 帝京科学大学 OPEN AIR LAB 松本 メール:museum@ntu.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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