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兵庫県立大学は、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)宣言を発して以来、積極的にダイバーシティの推進に努めています。
この度、優れた女性研究者に本学で一層活躍してもらうため、女性が働きやすい環境づくりに更に努め、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)推進プロジェクトの第1弾として、本学工学研究科において、GXやDX、SDGs等に資する複数分野で女性研究者限定の公募を実施します。
兵庫県立大学は、令和3年度にD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)宣言を発して以来、積極的にダイバーシティの推進に努めています。
近年、国内大学において女性研究者が少ないことが問題視されるなか、本学ではダイバーシティ推進の柱の1つとして、女性研究者研究活動助成金やスキルアップ支援、学長と女性研究者の集いの開催など様々な取組を行い、女性研究者が活躍するためのサポートを行ってきました。
それらの取組に加え、優れた女性研究者に本学で一層活躍してもらうため、女性が働きやすい環境づくりに更に努め、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)推進プロジェクトの第1弾として、本学工学研究科において、GXやDX、SDGs等に資する複数分野で女性研究者限定の公募を実施します。
【募集内容】
1 募集期間
令和5年6⽉1日(木)~同年6月30日(金)
2 職 名
教授、准教授、助教又は助手
3 研究分野
(1)電気工学
GX(グリーントランスフォーメーション)に欠かせない電気エネルギーの発生・輸送・利用・蓄積に貢献する電気工学分野を拡充するために、電気回路・機器、電気物理、電磁工学、再生可能エネルギー、生体医工学、材料、計測などに関する先端研究分野からの募集を行います。
(2)システム・制御工学
GXにおいて重要な電気電子システムやエネルギーシステムの高度化・高効率化のためのサイバーフィジカルテクノロジーの基盤となるシステム・制御工学分野を強化・拡充するために、動的システムの解析、設計、制御やデータ駆動技術、最適化、機械学習などの先端研究分野に携わる人物を広く募集します。
(3)知能情報工学
知能情報工学は、DX(デジタルトランスフォーメーション)において必須とされる「サイバー空間とフィジカル空間の融合」、すなわち現実空間における事象を仮想空間に取り込み計算機により整理・分析することを大きく進展させる技術です。そこで、実世界指向の知能情報工学分野であるAI・ヒューマンインタフェース・知能ロボティクス・デザイン工学・コンピュータビジョンなどの幅広い領域における研究課題を重視します。
(4)流体工学
流体工学は計算科学、医療、環境、バイオテクノロジーなど、多くの産業分野の発展に貢献する極めて重要な分野です。機械工学の基幹学問分野としての流体工学教育を担い、さらに流体工学分野の研究リーダーとして、新たな可能性に挑戦できる人物を募集します。
(5)機械工学における固体物質
機械工学の発展には材料の発展が不可欠であり、従来は機械材料がこの役割を担っていましたが、さらに樹脂材料や生体材料などの広い範囲に研究対象を広げるため、分野横断的な広範囲な知識を有した人物を募集します。なお、鉄鋼だけでなく、他材料などを専門とする分野も積極的に採用対象とします。さらに研究アプローチとして、シミュレーションもこの分野に含めます。
(6)金属材料学
金属材料学分野は、マテリアル/ものづくりの中心の一つであり、技術革新の基盤を構築し地域基幹産業の発展を担う人材育成の観点からも極めて重要な分野です。構造材料、特に鉄鋼材料を対象とし、革新素材創製を目指したものづくり技術、加工技術、特性評価技術に関する教育と研究に携わります。
(7)無機材料化学
持続可能なエネルギーを基盤としたサステナブル社会の実現は現代社会の最重要課題の一つであり、我々はそれに向けて新規無機材料の開発あるいは改良に取り組む必要があります。そこで本件では無機材料化学分野を推進できる人物を公募します。
(8)反応・エネルギー工学
カーボンニュートラル実現に向けて、水素製造や利用、CO2回収・固定、排熱回収などにおいてブレークスルーが必要ですが、このためには、従来の熱化学反応に加えて光や電気等をエネルギー源とする新たな反応場の構築や高効率化が求められています。このような次世代エネルギー関連物質やその製造プロセスを扱う分野である反応・エネルギー工学を基盤としてGXとSDGs推進のための研究・教育を強化・先導できる人物を公募します。
【D&I宣言及びダイバーシティ推進に係る取組等について(参考)】
https://www.u-hyogo.ac.jp/danjo/index.html
【お問い合わせ先】
・ダイバーシティの推進について
兵庫県立大学事務局経営企画部経営戦略課
電 話:078-794-6597(直通)
メール:keiei@ofc.u-hyogo.ac.jp
・工学研究科における女性研究者の公募内容について
兵庫県立大学工学研究科長 藤沢 浩訓
電 話:079-267-4918(直通)
メール:koubo_eng@eng.u-hyogo.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/