日本製鉄 AMNS Luxembourg Holding S.A.のLOAN AGREEMENT の締結について

日本製鉄株式会社

日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)とArcelorMittal(アルセロールミッタル、以下、AM)がインドにおいて展開している合弁事業ArcelorMittal Nippon Steel India Limited(以下、AM/NS India)の親会社であるAMNS Luxembourg Holding S.A.は、株式会社国際協力銀行(以下、JBIC)、株式会社三菱UFJ 銀行、株式会社三井住友銀行、三井住友信託銀行株式会社、株式会社みずほ銀行および欧州みずほ銀行との間で、2023 年3 月30 日に、総借入額5,000 百万米ドルの “LOAN AGREEMENT”(以下、JBIC 協調融資契約)を締結しました。
JBIC 協調融資契約による調達資金は、AM/NS India における既存ハジラ製鉄所の未使用土地を活用した鉄源・熱延設備等の新設・増強に必要な資金の一部として充当されます。

インドの鉄鋼市場は、世界の中でも経済成長と人口増により着実な成長が見込まれる中、「Make in
India」政策の下、鉄源も含めた自国産化が進展しているマーケットです。AM/NS India は、現在インド国内において粗鋼生産量第5 位の鉄鋼メーカーですが、これらの能力増強を通じて、今後のインドマーケットでの需要拡大を捉え、市場プレゼンスの確保を図ってまいります。
また今回の設備新設・増強は、日本製鉄とAM が開発中のカーボン・ニュートラル技術のトランスファーが可能となるプロビジョンを備えた方案としています。

【ハジラ製鉄所での鉄源・熱延設備等の新設・増強の概要(2022 年9 月28 日公表済)】
製銑工程 : 高炉2 基、焼結設備2 基、コークス炉3 炉団 等
製鋼工程 : 転炉3 基、連続鋳造機2 基 等
熱間工程 : 熱延ライン1 基 等
増強能力 : 粗鋼能力増約600 万トン/年
       (増強後のハジラ製鉄所の粗鋼能力約1,500 万トン/年)
稼働時期 : 第Ⅰ期 2025 年後半(第2 高炉および関連設備、新製鋼、新熱延設備)
       第Ⅱ期 2026 年前半(第3 高炉および関連設備)
投資額  : 約4,100 億インドルピー(約7,300 億円)


お問い合わせ先:総務部広報センター 03-6867-2977、2135、2146、3419


 

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