令和4年度「なでしこ銘柄」に選定

古河電気工業株式会社

~ダイバーシティー&インクルージョン推進活動が評価~

 古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:小林敬一)は女性活躍推進に優れた企業として、経済産業省と東京証券取引所が共同で主催する「なでしこ銘柄」に選定されました。選定は、2019年度以来3度目です。

 

■背景
 「なでしこ銘柄」は、経済産業省が東京証券取引所と共同で、「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、選定企業への投資を促進し、各社の取り組みを加速することを狙いとして2012年度より実施されています。
 近年は、人的資本経営への注目が高まっており、経営戦略における多様性の確保に関する議論も深まってきています。「なでしこ銘柄」の選定においても、企業の女性活躍の取り組みの多寡を評価するだけではなく、経営戦略と結びついた女性活躍推進体制・施策となっているかどうかが重視されています。

■内容
 当社グループは「多様な人材を活かし、創造的で活力あふれる企業グループの実現」を経営理念に掲げており、異なる背景や価値観を持つ多様な人材の強みを活かすことが、当社グループの持続的な成長の原動力になると考えています。そして企業成長の基盤として多様性の確保が重要であるとの考えに基づきダイバーシティー&インクルージョンを推進しており、中でも女性の活躍の場を広げることをその中核テーマと位置づけています。
 2014年に専任組織「ダイバーシティー推進室」を設置してから約10年が経ち、グループ内で女性が活躍する場面が増えてきています。このたびの選定は、当社の取り組みの成果が着実に出ていることが評価されたものと捉えています。
 一方で、ダイバーシティー&インクルージョンをさらに推進するため、古河電工グループ 中期経営計画2022~2025(25中計)においては、サステナビリティ指標として当社の女性管理職の比率を設定し、2025年目標を7%と定めました。達成に向けては女性従業員の絶対数が少ないことが課題のひとつですが、この現状を打開するため、新卒採用やキャリア採用による人材プールの拡大を目指すとともに、受け入れるポストを積極的に拡大しています。また、女性従業員がキャリアアップを前向きに考えられるよう意識変革を促すため、マインドセットや個別育成の施策を行っています。さらに、これまで行ってきたライフイベントとの両立支援や働きがいのある職場環境づくりなど、各種制度のさらなる改善も進めてまいります。


■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。

古河電工グループのSDGsへの取り組み
https://furukawaelectric.disclosure.site/ja/themes/182

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