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公益財団法人 日本英語検定協会(理事長:松川孝一、所在地:東京都新宿区横寺町55、以下、「英検協会」)は、ただいま、実用英語技能検定(以下、「英検」)の受験機会と英語の学習機会の拡大を目的とした、全国向けのICT (Information and Communication Technology) 関連事業基盤の抜本整備に着手しております。
その一環としまして、まずは、今年度、既に関東の2地区で実施している、英検CBT(Computer Based Testing)を、北海道から沖縄までの12会場への全国展開を予定しております。 英検CBTは、英検の受験機会の拡大と利便性の向上を目的とし、英検の一次試験の筆記試験をコンピューター上で解答するもので、従来の英検同様に級を取得できます。
本年度は東京と川崎で実施(※)し、来年度2014年度には、実施会場数を段階的に増やし、最後の第三回の試験(翌1月18日予定)で、全国12会場での実施を予定しております。
第一回の試験(実施日:6月1日)では、東京3会場 (千代田区・目黒区・中野区) に加え、川崎、名古屋での実施、続く、第二回の試験(実施日:10月5日予定)では、全国9会場に、そして、第三回の試験で全国12会場での実施を予定しております。なお10月、1月それぞれの試験会場につきましては、詳細確定次第、速やかにご報告を
させていただきます。
英検CBTの主な特徴としまして、まずは公開試験日とは別日で、午前、午後のどちらか都合のよい時間帯で受験いただけます。
この受験日程や時間の選択肢の増加は受験者にとりまして最大のメリットです。さらに、CBT受験では、その場で合否結果が判明するのも特徴のひとつです。これは、二次試験は公開会場で同日の試験日であり、通常、一次試験の合否結果は試験終了後2週間ほどかかることとの比較によります。なお検定料金につきましては、通常の公開会場での金額と同額です。
詳細につきましては、本文末尾の英検CBTのウェブサイトをご高覧いただきますようお願いいたします。 現状、英検CBTは、全国の一般会場向けの新サービスですが、学校を主体とする団体受験の準会場向け新サービスも今後リリースしていく予定です。今後順次発表をさせていただきますが、準会場向けにタブレットを使用した受験用ソフトフェアを既に開発済み。全国300箇所を目標に、実施に向けた関連事業基盤整備に着手しております。
以上のとおり、英検協会は、英語教育の未来を見据え、英語学習者のニーズにいち早くお応えする為、この、全国向けのICT関連事業基盤をベースにした、英検CBTの全国展開に加え、今後、次々と新サービスをご提供してまいります。
<英検CBTウェブサイト>
http://www.eiken.or.jp/cbt/about/
<英検CBT 受験会場> (※)本年度2013年度は、2級と準2級の各級でまずは開始しています。