日本製鉄 日本データマネジメント・コンソーシアム主催「データマネジメント2023」で「データマネジメント大賞」を受賞
「データマネジメント賞」は、他の模範となるデータマネジメント活動を実践している企業・機関などの中から優秀な取り組みを選定するものです。中でも「データマネジメント大賞」は、最も上位に位置づけられており、データマネジメント活動において、特筆すべき取り組み・成果を出した企業・機関などで、この取り組みが現状および将来にわたり他の模範となると認定された場合に表彰されます。
日本製鉄は、統合データ解析、AI 開発プラットフォーム「NS-DIG®」や無線センサ利活用プラットフォーム「NS-IoT」、経営情報やKPI をリアルタイムに把握し的確なアクションを可能とする統合データプラットフォーム「NS-Lib」などの導入をグループ会社である日鉄ソリューションズや日鉄テックスエンジと連携して推進してきました。データとデジタル技術を駆使した生産プロセス及び業務プロセスの改革に取り組むとともに、データを基軸とした意思決定の迅速化、課題解決力の抜本的強化に資する対策を進めています。また、人材面でも現場および管理者向けの教育メニューを設け、シチズンデータサイエンティストを2025 年までに1000 名以上育成する計画など、DX 人材育成にも積極的に取り組んでいます。今回、各製鉄所で個々に蓄積しているデータや経営上必要とするデータを統合するこれらの取組みが高く評価されての受賞となりました。
日本製鉄は、2012 年の旧新日本製鉄と旧住友金属工業との経営統合において、大規模システムの統合のみならず、標準化をベースとしたベストなシステムを追求したことや今後の新たなICT 活用(ビッグデータ解析、IoT、人工知能など)も視野に入れた基盤整備を進めたことを評価され、2018 年3 月にはJDMC より「データ基盤賞」を受賞しました。今回はそれに続く、大賞の受賞となりました。
今後も、日本製鉄は鉄鋼業におけるデジタル先進企業として、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動(「産業と技術革新の基盤をつくろう」)を通じて、社会の発展に貢献していきます。
【受賞式の様子】写真右:当社デジタル改革推進部長 星野 毅夫
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