崇城大学 学生起業!バイオベンチャー始動 -- 大学ファンドから出資 3件目

崇城大学

この度、本学の大学院生が社長を務める株式会社P&A(※1:ぴー あんど えー:代表 中畑 敏哉)が、崇城大学の独自のファンドであるSOJOスタートアップラボ株式会社からも出資をうけ、事業をスタートいたしました。 新会社である株式会社P&Aの事業は、微細藻類(植物プランクトン)を安定的に効率よく増やすことのできる微細藻類用活性剤「Algae Power」(アルジパワー)を販売するバイオビジネスです。近年、天然色素や健康食品、さらにはバイオ燃料の生産にも微細藻類の活用が進められていますが、温度や日照など影響により、安定した生産が難しいという問題点がありました。本技術は微量で微細藻類を活性化させることができることから、各種有効物質の生産性を向上させることが可能になります。さらに水産種苗現場(例えば、クルマエビの幼生期)において水質の鍵となる微細藻類の一種である珪藻も安定に増殖させることができることから、熊本の水産市場であるクルマエビ養殖・アサリの養殖に貢献できると考えています。 株式会社P&Aは、微細藻類の可能性を最大限に引き出す事業を通して、枯渇が懸念させる水産資源を守ると共に、微細藻類を用いた様々な有効成分の生産など新たなビジネスの創出に貢献します。 学生社長による起業内容説明、また今後の抱負を宣言します。是非取材をお願い致します。 ◆日時 令和5年3月7日(火) 10:00~  ◆場所 崇城大学 SILC 1階イベントホール ◆式次第 1.開会 2.出席者紹介(※) 3崇城大学学長 挨拶 ------崇城大学 学長 : 中山 峰男 4.事業説明 ----株式会社P&A代表取締役 : 中畑 敏哉 (大学院 工学研究科 応用生命科学専攻 修士課程1年) 5記者質問 6.集合写真撮影 ※出席者 【壇上】 学長 中山 峰男 株式会社P&A代表 中畑 敏哉 理事 中山 泰崇 教授 宮坂 均 副学長 松下 琢 事務局長 長島 宏一 教授 川副 智行 ※1会社概要 会社名 : 株式会社P&A  代表者 : 中畑敏哉 ※大学院 工学研究科 応用生命科学専攻 修士課程1年 設立日 : 令和5年12月12日 資本金 : 800万円 所在地 : 熊本市西区池田4丁目22番地1号  -事業概要- 当社は、昨今、次世代のバイオマス燃料として期待される微細藻類の安定した培養を実現する微生物資材「Algae Power(アルジパワー)」の研究開発及び製造販売を展開します。微細藻類は、淡水や海水に数多く存在する植物プランクトンで、近年バイオ燃料の他、健康食品、水産餌料、天然色素といった分野で活用が進められています。しかしながら、微細藻類は気温などの環境の影響を受けやすいため、屋外での大量培養時において生産性・安定性が低いということが大きな課題となっています。そこで、当社は微細藻類に適度なストレスを与えることが微細藻類の増殖促進に有効であるという知見を活用し、微細藻類の安定した培養と生産性向上を可能にする微細藻類活性剤「Algae Power」を開発しました。また様々な産業ニーズに対応できるように、お客様が使用したい微細藻類の種類に合わせて、その有効成分の濃度や種類を最適にカスタマイズしたAlgae Powerを提供することが可能です。 同時に、本技術を用いて甲殻類・二枚貝の初期餌料となる珪藻(微細藻類の一種)の販売も行います。珪藻は、初期餌料になる他、養殖環境を良くする水質改善剤としての効果もあることから、アサリやクルマエビの養殖に極めて有効であると考えています。私たちは、珪藻の販売を通して熊本の水産業の将来の発展に貢献していきます。 私たちP&Aは微細藻類の可能性を最大限に引き出し、新たな価値を創造することをミッションとし、微細藻類活性化剤「Algae Power」をはじめとした微細藻類の生産性向上・安定生産技術の提供をし続けることで、サスティナブルな社会の実現に貢献するビジネスを展開してまいります。 ▼本件に関する問い合わせ先 株式会社P&A 代表 中畑 敏哉 TEL:080-6479-7161 メール:nakahata@panda-algae.co.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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