ソニー教育財団 2022年度「教育助成論文」入選発表

公益財団法人 ソニー教育財団

優れた実践を行う学校・園へ教育助成金とソニー製品を贈呈

  ソニー教育財団(会長:盛田 昌夫)は全国の小学校・中学校、幼稚園・保育所・認定こども園から「教育助成論文」を募集し、特に優れた研究と取り組みに対して、教育助成金とソニー製品を贈呈しています。

 今回、入選発表する「教育助成論文」には対象別に3種類あります。
「教育実践論文」は小・中学校が対象で「科学が好きな子どもを育てる」を主題とする授業実践を募集し、101校の応募をいただきました。従来は理科・生活科を主対象としていましたが、子ども達に必要な科学的思考・能力は両教科だけに限らないとの考えから、今回より全教科に広げた結果、総合的な学習、社会など14教科にわたる実践事例が寄せられました。3か月間の査読審査、現地調査など厳正な審査を経て、最優秀校2校、優秀校9校、奨励校40校を決定いたしました。

 昨年度、募集を開始した「教育実践計画」は小・中学校の教員個人を対象とし、「これからの社会に必要とされる資質や能力の育成計画」を募集し、33名の先生方から応募をいただきました。厳正なる査読審査を経て、入選者10名を決定しました。

 20周年を迎えた「保育実践論文」については、幼稚園・保育所・子ども園を対象に「科学する心を育てる」保育実践を募集し、過去最高の162園から応募をいただきました。同様の厳正なる審査を踏まえ、最優秀園2園、優秀園9園、優良園17園、奨励園49園を選出しました。

1959年にソニー創業者の井深大は「日本の発展には子どもたちの科学教育こそ重要」だと考え、小学校への教育助成活動を開始しました。これからもよりよい教育の実践に熱意をもって取り組む全国の先生方への支援を行い、教育・保育現場の先生方と共に、子どもたちの「科学する心」を育んで参ります。

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