清泉女子大学(東京都品川区、学長:佐伯孝弘)において12月17日(土)、シンポジウム「ウクライナ、そして地球の未来―命の尊厳が守られる『共生』の実現に向けて―」(主催:日本カトリック大学・短期大学連盟)が開催される。カトリック新潟教区の成井大介司教や日本カトリック大学・短期大学連盟代表で上智大学学長の曄道佳明氏が登壇するほか、ウクライナカトリック大学副学長(学事担当)のDmytro Sherengovsky氏がオンラインで参加。長期化するウクライナでの惨禍に対し、苦しむ人々への支援と平和の実現のために我々が何をなしうるのかを考える。対面とオンラインで行われるが、一般の参加はオンラインのみ。参加無料、要事前申し込み。
今年2月にロシアが侵攻を開始して以来、長期化しているウクライナでの惨禍に対して、ローマ教皇フランシスコは繰り返し暴力行為を非難。戦争により苦しむ人々への支援や、対話による平和の実現へ向けた努力の必要性を、当事国のみならず世界に向けて発し続けている。
日本カトリック大学・短期大学連盟(※)においてもまた、21世紀の世の中に大規模な武力による悲劇が生じていることを黙視することはできないとしている。カトリック教育機関として、正義を先導する揺るぎない志と信念を社会の中に育てていく必要があるとの考えから、加盟校のひとつである清泉女子大学でのシンポジウムを企画。現地ウクライナの状況をより深く知った上で、苦しむ人々への支援と、平和の実現のために我々が何をなしうるのかを考え、かつ今後の支援活動に繋げていく。
当日は、ウクライナカトリック大学副学長(学事担当)のDmytro Sherengovsky氏がオンラインで参加。講演および他のパネリストとのディスカッションを行う。
※日本カトリック大学・短期大学連盟
キリスト教ヒューマニズムに基づく教育精神を謳う高等教育機関の集まった組織。2022年度現在で18大学・12短期大学から成り、加盟校はいずれも平和・共生・他者への奉仕といったキリスト教の理念を共有している。
・URL:
http://www.catholic-u.jp/index.html
◆日本カトリック大学・短期大学連盟シンポジウム概要
【テーマ】
「ウクライナ、そして地球の未来―命の尊厳が守られる『共生』の実現に向けて―」
【日 時】 12月17日(土) 13:30~16:30
【会 場】 清泉女子大学2号館240教室(東京都品川区東五反田3-16-21)
・アクセス
https://www.seisen-u.ac.jp/access/
【言 語】 日本語(英語講演の箇所は日本語通訳あり)
【参加費】 無料
【参加方法】
一般の方はオンライン同時配信による参加可。以下のURLから参加申込(締切:12月9日(金)16:00)
https://www.seisen-u.ac.jp/event/nid00001459.html
(日本カトリック学校連合会および同連合会傘下の各連盟加盟校学生・教職員は対面参加可)
【プログラム】
・司会:清泉女子大学文学部地球市民学科教授 松井ケティ
~会場校代表からのご挨拶~
[第1部] パネリストによる講演(約80分)
〈休憩(20分)〉
[第2部] パネリストによるディスカッション(約60分)
~声明文の発表~
【パネリスト】
カトリック新潟教区 成井 大介 司教
ウクライナカトリック大学副学長(学事担当) Dmytro Sherengovsky 氏(オンライン参加)
世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会総務部長 三善 恭子 氏
世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会平和推進部長 安 勝熙 氏
日本カトリック大学・短期大学連盟代表 上智大学長 曄道 佳明 氏(主催者代表)
(参考:清泉女子大学公式サイト内)
・日本カトリック大学・短期大学連盟シンポジウム
https://www.seisen-u.ac.jp/event/nid00001459.html
*なお清泉女子大学は、12月9日(金)に国際NGO「世界の医療団」との共催によるウクライナ医療支援チャリティーコンサートを開催する。詳細は下記URLを参照。
https://www.seisen-u.ac.jp/event/nid00001446.html
▼シンポジウムに関する問い合わせ先
清泉女子大学 学長室
E-mail: gakucho-shitsu@seisen-u.ac.jp
TEL: 03-3447-5551(代)
▼本件に関する問い合わせ先
入試・広報部 広報課
TEL:03-3447-5551
FAX:03-5421-3469
メール:koho@seisen-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/