デジタルアーツが大阪府摂津市の中学生にGIGA端末のルール作り授業を実施
~生徒自身がGIGA端末でYouTubeやTwitterを安全に利用する方法を提案~
情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326)は、大阪府の摂津市立第三中学校と摂津市立第四中学校の生徒にGIGA端末のルール作り授業を実施し、生徒自身が考えたGIGA端末の利用ルールを公開したことを発表します。デジタルアーツが摂津市の中学生向けにGIGA端末のルールメイキング授業を実施
文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」により、学校では1人1台の学習用端末(GIGA端末)が配られ、端末を活用した学習が進んでいます。デジタルアーツは、2021年に続き、2022年6月から9月にかけて、摂津市立第三中学校と摂津市立第四中学校の中学2年生を対象に、GIGA端末の利用ルールを考える授業を行いました。本授業では、生徒自身が端末を利用する上での要望や課題、フィルタリングを活かした対処法などを考案しましたので、ご紹介します。
YouTubeやTwitterの安全な使い方とは
大阪府摂津市教育委員会はICT教育に注力しており、児童生徒と教員が安全にGIGA端末を活用した学習ができるよう、フィルタリングを活用しています。
1回目の授業では、動画・SNSの投稿による個人情報漏洩など、「インターネットの危険」について学び、2回目の授業では、GIGA端末の利用ルールを考えました。最終回は班で意見をまとめて、クラスメイトと先生、デジタルアーツに向けて発表を行いました。
授業の中では、「YouTubeやTwitterを使って効果的に勉強したい」といった意見が多数出ました。YouTubeは、家庭用の端末で勉強に関する動画を視聴し、「実際にテストの点数が上がった」という声が挙がりました。また、Twitterは「世界中のトレンドがわかる」、「#(ハッシュタグ)を使うと調べものがしやすい」という意見が出ました。
こうした意見をもとに、生徒自身がYouTubeやTwitterなどを安全に使うためにどうしたらよいか、対処法を考えました。「勉強に関係ない動画はブロックする」、「書き込みできないようにする」など具体的な対処法が挙げられました。フィルタリングを活用すると、「学習に関係のある動画のみ視聴を許可する」、「Twitterの閲覧のみ許可して書き込みをブロックする」といった制御が可能となるため、こうした点をデジタルアーツから紹介しました。
摂津市の中学生が考案したGIGA端末のルール
摂津市教育委員会は、生徒が考えたルールについて今後検討していくとのことです。
デジタルアーツは今後もGIGA端末の安全な活用に向けて努めてまいります。
GIGAスクール構想の1人1台端末に特化したフィルタリングサービス
デジタルアーツのWebセキュリティクラウドサービス「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版は、GIGAスクール構想における1人1台端末を、教育の現場で安全にかつ円滑な学習ができるよう利用いただくために改良した学校用フィルタリングサービスです。国内導入シェアNo.1※の「i-FILTER」におけるフィルタリングデータべースを基に、学習の現場に合わせたきめ細やかなフィルタリングルール設定が可能です。
▶ https://www.daj.jp/es/
情報リテラシー授業
デジタルアーツでは、ご依頼をいただいた学校や地域にご訪問し、スマートフォン活用やインターネットにおけるルール&マナー、インターネット上に存在するさまざまな危険とその対策を知っていただくための、情報リテラシー授業を行っております。オンラインでの授業の実績もございますので、ぜひお問い合わせください。
▶ https://www.daj.jp/csr/enlightenment/
※株式会社富士キメラ総研「2021 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」Webフィルタリングツール市場占有率(2020年度)(2021年9月発行)