ファンケル、SASをクラウド上で導入 売上最大化および顧客ロイヤリティ向上を図る

SAS Institute Japan株式会社

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉田 仁志、以下 SAS)は、株式会社ファンケル(本社:横浜市中区、代表取締役社長執行役員:宮島 和美、以下 ファンケル)が、顧客の傾向を分析して最適な商品を最適な顧客に提供するために「SAS(R) Marketing Automation」を採用したと発表しました。 無添加化粧品および健康食品の製造・販売を行うファンケルは、2013年11月に、データ加工、データ分析、キャンペーン管理および効果検証といったマーケティング・プロモーションの一連の流れを全て一つで実現できるSAS Marketing Automationを「アマゾン ウェブ サービス(AWS)」のクラウド上で導入しました。利用顧客の傾向を分析し最適なお客様に最適な商品を提供することにより、売上最大化および顧客ロイヤリティ向上を図ります。 従来、インターネットチャネルを通じて販売するネット営業部門では、販売データ、Web上の行動データ、キャンペーンデータなどが分散し、相互に連携させるためには手作業が必要となり業務効率が上がらないという問題がありました。さらに従来の分析ツールを使った顧客分析、商品分析では、統合的な顧客分析ができず販売プロモーションや顧客満足度の向上において、その効果が限定的という点も課題でした。 SAS Marketing Automationを導入することで、余分なシステム連携作業がなく作業工数の最小化が図れ、顧客の嗜好に応じた情報の提供、休眠パターン発見による効果的な継続的コミュニケーション、およびマーケティングキャンペーンの自動化を実現する予定です。 ファンケルのネットチャネル合同チーム ネット営業部 部長の佐野氏は、「豊富な流通/小売業界での採用実績があるSASを導入することで、包括的なお客様情報の分析が可能になり、併売促進、お客様満足度の向上、および、レスポンス率の改善による売上向上が期待されます。今後は、導入後の効果をインターネットチャネルで見極めた上で、店舗を含めたO2O(Online to Offline)戦略、ネット広告データとの連携なども進めて行きたいと思います」と述べています。 SAS Marketing Automationは、高度な顧客分析に基づいた顧客理解の促進と最適なターゲット選定、マルチチャネルや多段階など複雑で多種多様なキャンペーンの設計・実行・管理、そしてタイムリーな効果検証を強力に支援するソリューションです。これにより、顧客一人ひとりのニーズや嗜好にあったキャンペーンを日々、数百という規模で実施することもでき、継続的なPDCAサイクルをまわしていくことでマーケティングROIの飛躍的な向上が期待できます。また、Emailからのクリックスルーやコールセンターでの応対履歴など既存システムと連携したキャンペーンの自動実行により、よりダイナミックなキャンペーン管理を実現します。 <SAS Institute Inc.について> SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の65,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約240名(http://www.sas.com/) *SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。 *アマゾン ウェブ サービスおよびAWSは、Amazon.com, Inc.または、その関連会社の商標です。 *その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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