グローバルなICTサプライチェーンにおける電気通信事業者による協同監査協会 (JAC) への参加について
1.JACの概要
JACは、ICTに関するグローバルのサプライチェーン全体で、サプライチェーンを構成する企業のCSRの取り組みを検証、評価、発展させることを目的とした共同監査協会であり、2010年に設立されたあと、現在は、NTTを含む23社の電気通信事業者で構成されています(※2)。設立以来、JACメンバは41カ国で724件以上のCSR監査を実施しており、電気通信事業者の協同監査の促進が、サプライチェーン全体のCSR基準を向上させた実績を持ちます。
2.NTTの参加
NTTは、2022年2月にNTTグループサプライチェーンサステナビリティ推進ガイドライン(※3)を発表し、安心・安全なサプライチェーンの構築・維持のため、サプライヤとのエンゲージメント強化を進めています。NTTがアジアの通信事業者として初めてJACに参加することで、JACメンバ間でサプライチェーンを構成する企業のCSR への取り組み状況や課題の把握、あるいはベストプラクティスの共有を通じて、グローバルレベルでのサプライヤデューデリジェンスを推進することが可能となります。
NTTグループは、今後も、サプライヤの皆さまとともに、安心・安全なサプライチェーンの構築・維持に取組み、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
(※1)JACについて(https://jac-initiative.com/)
(※2)JACを構成する23社の通信事業者(アルファベット順):AIRTEL AFRICA, ATT, BT, BOUYGUES, DT, ELISA, KPN, MTN, MTS, NTT, ORANGE, PROXIMUS, SPARK, SWISSCOM, T MOBILE Netherlands, TELEFONICA, TELENOR, TELIA, TDC, TELSTRA, TIM, VERIZON, VODAFONE
(※3)NTTグループの調達活動・サプライヤの皆さまへ
(https://group.ntt/jp/procurement/supplier/index.html)