ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン 北アジア地域におけるサステナビリティ委員会設立のお知らせ
「A Better Tomorrow(TM)(より良い明日)」の実現に向けサステナビリティ戦略を推進
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(本社:東京都港区赤坂、社長:ジェームズ 山中、以下「BATジャパン」)は、健康や環境に与える影響を低減し、「A Better Tomorrow(TM)(より良い明日)」を築くことを目指しています。また、持続可能な社会への課題に対して、すべての事業活動の中核と最前線にサステナビリティを据えております。このほど、サステナビリティ戦略を一層推進するため、日本と韓国事業を統括しているBAT北アジア地域において、サステナビリティ委員会を新設いたしました。=========================================================
◆サステナビリティ委員会設置の背景
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BATグループでは、消費者、社会、従業員、投資家といったすべてのステークホルダーとともに共通価値を創造し、「A Better Tomorrow(TM) (より良い明日) 」を築くことをパーパスとして掲げております。その実現のため、事業活動を通じて健康に与える影響を低減すること(H:Health)を中核に置き、環境保全(E:Environment)、ポジティブな社会インパクト(S:Social)、ガバナンス(G:Governance)のそれぞれの頭文字をとった「HESG」分野での取り組みを通して、「持続可能な社会の実現」と「企業価値創造」を目指しています。この度サステナビリティ委員会を設置し、日本を含めた北アジア地域のHESG戦略の推進をより一層強化してまいります。
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◆サステナビリティ委員会の役割
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新設したサステナビリティ委員会は、北アジア地域のマーケティング部門、オペレーション部門、広報・渉外部門、人事部門の役員(スポンサー)および各部門の担当者(チャンピオン)で構成され、HESG分野での取り組みを通したサステナビリティにおける北アジア地域での方針、アクションプランと進捗を共有し、迅速にビジネスへ展開できる基盤を築くとともに、従業員や社会とのコミュニケーション方法を策定します。
サステナビリティ委員会のスポンサーの一人であり、BAT北アジア地域マーケティング・ディレクターのエマ・ディーンは当委員会について以下のように述べています。
「BATグループは、グループのパーパスである『A Better Tomorrow(TM)(より良い明日)』を築くための礎として、我々の事業が健康に与える影響を低減すること(H)を重点テーマとし、同時にESGの取り組みを通して、事業の持続可能性と価値創造に注力しています。日本を含めた北アジア地域においても、パーパスの実現とHESG分野での取り組み推進を目的とし、サステナビリティ委員会を新たに設置いたしました。今後はこの委員会を通して、各部門における取り組みと社内外へのコミュニケーションをより活性化させることによって、BATジャパンの企業価値の向上を目指していきます」
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◆日本におけるこれまでのHESGの取り組み
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H(Health)ー 事業における健康への影響低減
BATグループとして掲げている、非燃焼式製品の売り上げを2025年までに50億ポンドに、非燃焼式製品の成人消費者を2030年までに5,000万人に、という目標に向け、紙巻たばこから加熱式たばこglo(TM)やオーラルたばこVELOなど、健康リスク低減の可能性を秘めた非燃焼式製品*への移行を促進する製品展開や価格戦略を実施しています。
・非燃焼式製品への移行促進として、製品ラインナップ拡充、継続的なイノベーション、手に取りやすい価格設定を中核とした、販売戦略を推進
・2016年、加熱式たばこglo(TM)を発売以来、2019年、2020年、2021年と継続的に新モデルを発売
・2020年、オーラルたばこVELOを日本で新発売
・2021年、新組織「加熱式たばこ促進部門」を発足。消費者ニーズに迅速に応えるべく、加熱式たばこ事業をさらに強化し、glo(TM)専用スティックブランドとglo(TM)デバイスのデザインの拡充による幅広い選択肢を提供
* 紙巻たばこ喫煙からの完全な移行を前提とした、科学的根拠の重み付けに基づく。これらの製品に健康へのリスクがないことを意味するものではありません。これらの製品は依存性のあるニコチンを含みます。
E(Environment)ー 環境保全
BATグループとして掲げている、2050 年までにバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを達成、使い捨てプラスチックを排除し、プラスチック包装を2025年までにリサイクル可能に、という目標に沿い、BATジャパンにおいても使わなくなった加熱式たばこのデバイスリサイクルや使い捨てプラスチックの削減、CO2や排気ガス排出量削減に取り組んでいます。
・2020年、一般社団法人日本たばこ協会(以下、TIOJ)「使用済み加熱式たばこ機器等のリサイクル事業」に参画
・2021年、glo(TM) Pro Slimの外装として、従来の外装よりもコンパクト、かつ再生紙を活用しプラスチック使用量を削減した「サステナブルパッケージ」を導入
・2021年、営業車の90%以上をハイブリッドカーへ刷新。CO2や排気ガス排出量削減に貢献
・2022年6月、glo(TM)ストアの実店舗にて「glo(TM)ストア デバイス回収サービス」を開始
・2022年6月、従業員の環境保全意識を高めるため、社内での使い捨てのカップの使用を廃止
・2022年7月、オフィス、リモートワークでの空調設備による電気使用量削減のため、「クールサマーキャンペーン」を実施予定
S(Social)ー ポジティブな社会インパクト
地域貢献活動や、多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍できるダイバーシティー&インクルージョンの推進、従業員の健康と安全を守る職場環境の整備などに取り組んでいます。
・個人による寄付活動を、会社がさらに支援するマッチング寄付制度を提供
・従業員の多様性やウェルビーイングを推進するカウンセリングや研修を通年で提供
・2015年から「フレキシブル・ワーク」制度を導入し、時差出勤、在宅勤務・リモートワークなど、働きやすい環境を整備
・2022年、日本における地域・社会貢献活動の枠組みとなる「IPPUKUプログラム」を設立
G(Governance)ー コーポレートガバナンス
20歳未満の方の喫煙を防止するための責任あるマーケティング活動を実施し、従業員やお取引先様向け行動規範の設定・遵守を行っています。
・2021年4月、マーケティング・レギュレーションチームを新たに発足し、マーケティング活動における規制遵守の徹底のために、各製品カテゴリーの専属規制担当チームを配置
・20歳未満の方向けに喫煙防止プログラムをTIOJと連携・推進
・BATグループが定める業務遂行基準(SoBC)の遵守徹底のため、トレーニングおよびサインオフを実施(2021年は100%のサインオフ完了)
BATグループのサステナビリティへの考え方や取り組み詳細はこちらをご覧ください。
https://www.batj.com/group/sites/BAT_CCHLR2.nsf/vwPagesWebLive/DO9YABCP?opendocument
BATグループについて
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・グループ(BATグループ)は、1902年に設立された、消費者向けマルチカテゴリー製品のリーディングカンパニーです。消費者の皆様にお楽しみいただける、そしてリスクが低減された製品の選択肢を増やし、「より良い明日(A Better Tomorrow(TM))」を実現することを目指しています。
BATジャパン 会社概要
社 名 : ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社
所在地 : 〒107-6220 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウンタワー19F(受付)
代表者 : 社長 ジェームズ 山中(James Yamanaka)
概 要 : BATジャパンは、上場たばこ企業の中で、売上金額並びに営業利益において第1位のたばこグループである、国際的なBATグループ(本社ロンドン)の一員です。日本では1984年にたばこ販売事業を開始。2001年にブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンと社名変更し、100銘柄以上の紙巻たばこや加熱式たばこ、オーラルたばこ等を海外の拠点から輸入しています。日本での主力ブランドには、ケント、クール、ラッキー・ストライク、ネオ、ベロなどがあります。
U R L : https://www.batj.com/