【ロードバイク×木曽漆器】漆塗りのロードバイクが完成しました!

塩尻市観光協会

この度、一般社団法人塩尻市観光協会(塩尻市観光協会・会長 塩原悟文)で「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」(観光庁補助事業)の成果品のひとつとして漆塗りのロードバイクが完成しました。

長野県塩尻市の木曽平沢地区は日本有数の漆器の産地です。
木曽平沢で生産される漆器は「木曽漆器」と呼ばれ、美しさと丈夫さを兼ね備えた日用品として400年以上の長きに渡り全国で親しまれてきました。
 

この度、木曽漆器に伝わる伝統的な漆塗り技法などを施したロードバイクが完成しました。

今回の取り組みは、「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」(観光庁補助事業)に採択され、「漆なんでも塗れます!URUSHI夢コンテスト2021」の成果品のうちのひとつで、木曽平沢「未空うるし工芸」社長の岩原裕右氏が漆塗を施しました。

フレームは黒と朱のアシンメトリーな漆塗りで、木曽漆器の伝統的な技法である「木曽堆朱(きそついしゅ)」と「塗分呂色塗(ぬりわけろいろぬり)」をという技法を使用しています。

展示期間:6月10日(金)まで ※予定
展示場所:未空うるし工芸(塩尻市大字木曽平沢1905-7)
 

<木曽漆器について>
塩尻市木曽平沢地区で生産される木曽漆器は、400年以上の伝統を有する日本を代表する漆器の一つです。
木曽堆朱や木曽春慶などの技法に代表される美しさに加えて、塩尻市奈良井地区から採取される「錆土(さびつち)」を活用した漆による堅牢さが大きな特徴です。
1975年には経済産業省の伝統的工芸品に指定されました。
また、2006年には木曽平沢地区の街並みが「漆工町木曽平沢」として、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

<長野県塩尻市と一般社団法人塩尻市観光協会について>
塩尻市は、長野県中部に位置する人口6万6千人(2022年4月現在)の地方都市です。
観光地としての知名度はそれほど高くありませんが、日本随一の品質を誇るワイン用ぶどうとそのぶどうを使ってワインを作る市内16(2022年4月現在)のワイナリー、江戸時代の街並みを色濃く残す奈良井宿、漆器の町として知られる木曽平沢漆工町、日本三大遺跡の一つである平出遺跡、近年はアニメやドラマの聖地として名が知られる高ボッチ高原、テレビ番組で度々紹介されるローカルグルメ「山賊焼」など、豊かな観光資源を抱えるまちです。
塩尻市観光協会は1955年の発足以来、そんな塩尻市の素晴らしさをより多くの方々に知っていただき、一人でも多くの方々に塩尻市にお越しいただくために、塩尻市の観光事業の発展に努めてまいりました。
また2016年には一般社団法人化を行いました。

その他のリリース

話題のリリース

機能と特徴

お知らせ