株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)の実証研究機関であるメディアテクノロジーラボは、複数のAPIを組み合わせて開発された新しいWebサービスを、企画、アイデア、技術の側面から審査・評価するコンテスト「Mashup Awards 9」の審査結果を、11月12日(火)の表彰式において下記のとおり発表いたしました。
「Mashup Awards」とはWeb開発者が開発したWebサービスを通して技術、デザイン、アイデアを競い合うコンテストです。
「Mashup Awards 9」の詳細については、公式サイト(
http://mashupaward.jp/ )をご覧ください。
第9回目の開催となる今回の応募作品は460作品が集まり、参加者の投票によって、最優秀賞には、『1Click飲み』が選ばれました。なお最優秀賞の受賞者には200万円が贈呈されます。
最優秀賞、優秀賞の受賞作品と作者は下記の通りです。
▼Mashup Awards 9公式Webページ
http://mashupaward.jp/
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■主な受賞作品
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最優秀賞
作品名およびURL:1Click飲み
http://49.212.195.237
作者(敬称略):ガリとマチョ; @kenkawakenkenke, @takitomi
優秀賞
作品名およびURL:毎朝体操
http://maiasa.jp/
作者(敬称略):来栖川電算 teamR
優秀賞
作品名およびURL:Quiz Drive (クイズドライブ)
http://www.drivedo.com/
作者(敬称略):DriveDo(ドライブドー)
優秀賞
作品名およびURL:vinclu (ウィンクル)
http://www.strikingly.com/vinclu
作者(敬称略):vinclu (ウィンクル)
優秀賞
作品名およびURL:ANNAI Call~多言語対応クラウド・ソーシャルコール・サービス
http://call.an-nai.jp/
作者(敬称略):ANNAI
※部門賞など、他の受賞作品は「Mashup Awards 9」公式Webページ(
http://mashupaward.jp )をご参照ください。
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■総評(運営委員長 メディアテクノロジーラボ所長 前田圭一郎)
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今年で9回目のMashup Awards。約400チーム、460もの作品の応募をいただき、無事コンテストを終えることができました。
これもひとえに、多くの参加者、地域のパートナー、スポンサーの各社、API提供者、支援者に支えられたからこそで、はじめに、この場を借りて御礼を申し上げます。
今年は初めて会場投票で最優秀賞を決めました。
そのため、審査員講評ではないのですが、私個人の驚きとしては、ついサービスサイドの視点からものを考えてしまいますが、自動音声で店に予約をしてしまうという、ユーザー側が勝手にコミュニケーションやインターフェースのあり方を変えてしまうという、その発想はありませんでした。
API提供企業が思いもよらぬ使われ方は、ユーザー参加型のMashupAwardsならではといえます。
最優秀賞の『1Click飲み』をはじめ全12作品のプレゼンテーションを拝見しましたが、非常に多様性に飛んだ素晴らしい作品ばかりでした。
高校生や大学生の方もいらっしゃれば、札幌や徳島からいらっしゃった方もいる。ソフトウェアだけでなく、ハードウェアの作品もある。正に今年のMashup Awardsを象徴するかのような決勝の場でした。
来年もまたお会いしましょう。ありがとうございました。
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■Mashup Awards 9 2つの特徴
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-全国8箇所で計10回のハッカソン開催、累計約300人が参加
Mashup Awardsの原点である、「Mashupして作ってみた」を楽しんでいただく場とし、ハッカソンを様々な地域で開催しました。
ハッカソンでは人と人、アイデアとアイデアがその名の通り「Mashup」されることで素晴らしい作品が誕生。
決勝に残った12作品のうち、3作品はハッカソンにてチームが誕生し、アイデアが生まれ、開発された作品です。
Mashup Awardsは、今後もそれぞれの地域にあったハッカソンスタイルで、新しい「Mashup」を起こし、第1回からのコンセプトでもある、「オープンイノベーションの発展」と「Developer's Lifeの向上」に貢献していきます。
-7つの部門賞を設け、多様化が進む作品の受け皿を用意
近年の応募作品の多様化(昨年の決勝7作品中、2作品がハードウェア、学生が2作品、首都圏外が3作品だった)が進むなかで、それぞれの視点から適切な評価を行うことを目的に、部門賞を新設しました。
結果、18歳以下の応募(中高生)数が約20件と例年の3倍と増加し、ハードウェアの作品は昨年の6作品から31作品と大幅に増加しました。
Civic Hack賞(市民課題解決型のサービス)には、計30件の応募があり、Mashup Awardsの新しい可能性を示したと言え、社会課題の解決に取り組むことで、よりDeveloper's Lifeの向上に貢献していきます。
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■パートナー各社
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-ゴールドパートナー
株式会社 ビズアイキュー、日本マイクロソフト株式会社、楽天株式会社、株式会社リクルートホールディングス
-シルバーパートナー
株式会社ブログウォッチャー、ゲッティ イメージズ ジャパン株式会社、グレースノート株式会社、株式会社 KDDIウェブコミュニケーションズ、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ、株式会社トヨタIT開発センター、PUX株式会社、ヤフー株式会社、株式会社ゼンリンデータコム
-インフラパートナー
Apigee、ニフティ株式会社
-イベントパートナー
・札幌コワーキングサポーターズ(SCS)
https://www.facebook.com/scs.coworking
・北海道モバイルコンテンツ推進協議会(HMCC)
http://hmcc.jp/
・Garage-Labs
http://garage-labs.jp/
・ビットスター株式会社
http://bitstar.jp/
・TechTokyo
http://tech-tokyo.com/
・Gugen
http://gugen.jp/
・株式会社エイチーム
http://www.a-tm.co.jp/
・公益財団法人 ふくい産業支援センター
http://www.fisc.jp/
・株式会社ヌーラボ
http://www.nulab.co.jp/
・一般社団法人e-ZUKA Tech Studio
http://ezukatechnight.com/
・株式会社九州インターメディア研究所
http://www.kiml.co.jp/
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■「Mashup Awards 9」開催概要(※すでに応募期間は終了しております)
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-作品応募期間
2013年8月30日(金)~2013年10月28日(月)
-授賞式
2013年11月12日(火)TechCrunch Tokyo 2013内にて開催
-賞金・賞品
・最優秀賞 200万円 - 1作品
・優秀賞 10万円 - 4作品
・テーマ賞 5万円 - 15作品
・部門賞 30万円 - 7作品
・メディアパートナー賞 副賞 - 各社ごとの賞
・協力企業賞 副賞 - 各社ごとの賞
・MA9サポーター賞 副賞 - 各社・各団体ごとの賞
-応募条件
広く自由な発想に基づいたWeb・スマートフォンアプリ等の開発作品であれば何でも可
-審査基準
・アイデア(独自性、新規性、優れた着眼点、発展可能性)
・完成度(実用性、ユーザビリティ、エンタテインメント性)
・デザイン(芸術性、優れた表現技法)
※詳細は「Mashup Awards 9」公式Webページをご参照ください
▼「Mashup Awards 9」公式Webページ
http://mashupaward.jp
▼公式Facebookページ
https://www.facebook.com/mashupawards
▼公式Twitterアカウント
https://twitter.com/mashupaward
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■『メディアテクノロジーラボ』とは
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メディアテクノロジーラボは、リクルートが培ったメディアの知見と、テクノロジーの観点から、新たなメディアやコミュニケーションのあり方を研究開発することを通じて、生活者にとって適切で利便性の高い情報流通が行われる豊かな情報社会の実現を目指しています。
▼メディアテクノロジーラボとは
http://mtl.recruit.co.jp/
▼リクルートグループについて
http://www.recruit.co.jp/
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【本件に関するお問い合わせ先】
https://www.recruit.jp/support/form/
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