西友、仙台物流センターでの食品寄付活動を実施

合同会社西友

セカンドハーベスト・ジャパンによる被災地でのフードバンク活動を支援

合同会社西友では、この度、仙台物流センター(宮城県仙台市)において食品寄付活動を実施し、セカンドハーベスト・ジャパン(本部:東京都台東区)が行う被災地でのフードバンク活動への支援を行いました。2012年より行う西友とセカンドハーベスト・ジャパンの協働の中で、関東地域以外での食品寄付は初めてのこととなります。 西友では、社内規則に基づき、輸送中あるいは物流センターでの保管中に外装に損傷を受けるなど、販売不適となった商品について、品質自体には問題のない食品をできる限り有効活用することと共に、食品廃棄物の削減を図ることを目的として、物流センターでの食品寄付活動を実施しています。 今回は、10月22日に、缶・瓶詰食品、飲料、菓子など25品目が仙台物流センターからセカンドハーベスト・ジャパンへ引き渡されました。これにより、セカンドハーベスト・ジャパンが被災地各地で毎週約80世帯を対象に行うフードバンク活動の一部に、西友からの寄付食品が活用されることとなり、同日には、宮城県石巻市内の仮設住宅で、希望する方々への配布が行われました。 西友では、2009年以降パイロットプログラムを実施した上で、2012年より本格的にセカンドハーベスト・ジャパンのフードバンク活動への支援を実施しています。現在、関東地域の52店舗で食品寄付を行っており、2016年には150店舗余での実施を目標にしています。また、西友が国内で社会貢献活動に取り組む団体の事業に対して助成を行う「社会貢献活動助成プログラム」においては、2011年度、2013年度に助成を実施し、同団体の食品寄付活動を資金面からもサポートしています。さらに、2012年7月からは、関東全域でフードバンク活動を支援する店頭募金も行っています。 西友では、今後も、セカンドハーベスト・ジャパンとの協働の可能性を検討し、フードバンク活動への支援を実施してまいります。 ■「社会貢献活動助成プログラム」について 「社会貢献活動助成プログラム」は、ウォルマート・ストアーズ・インクがグローバルで展開している社会貢献活動の方針に沿って、「女性の経済的自立支援」、「食品寄付活動」、「環境活動」、「その他地域固有の活動」の4つの分野で、社会的な課題の解決に向けて活動を行っている団体に対して、西友が助成金を提供するものです。 詳細については、西友ホームページ内「社会貢献活動への助成」ページをご覧ください。 http://www.seiyu.co.jp/company/sustainability/subsidy/ ■セカンドハーベスト・ジャパンについて セカンドハーベスト・ジャパンは日本で初めてフードバンク活動を始めたNPO法人です。フードバンク活動とは、賞味期限内であるにも関わらず、包装の不具合や賞味期限が迫っている、季節商品である、などの理由から、食品企業や量販店、輸入業者、卸業者、農家などが市場に流通できない食品を、食料を必要としている福祉施設や貧困者に配分する活動です。1967年に米国アリゾナ州で始まり、日本では2000年にセカンドハーベスト・ジャパンが活動を開始しました。 日本で排出される食品廃棄物は年間約1,800万トン※に及び、その中から、食べられるのに捨てられてしまう、いわゆる「食品ロス」が発生しています。提供者側にとっては廃棄コストを大幅に削減することができ、食糧問題と環境問題を解決する一助として注目されています。 セカンドハーベスト・ジャパンでは、東日本大震災後の3月13日以降、被災地に食料などの支援物資を運搬しており、2012年12月末までの東京から被災地への往復回数は184回になります(メーカ直送便は含まず)。 ※農林水産省2012年のデータより この件に関するお問合せ 合同会社西友 企業コミュニケーション部 広報室 TEL03-3598-7760

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