日本製鉄 北九州市科学館に意匠性チタンTranTixxiiⓇ、ヘアライン調電気めっき鋼板FeLuceⓇ、高耐食めっき鋼板スーパーダイマⓇが採用
リニューアルオープンするスペースLABOは「フシギがれ!」のコンセプトのもと、科学の不思議を体験・体感することができる科学館です。エントランスホールは、子どもたちに科学的な気づきを与えるというテーマで設計されており、TranTixxiiⓇ、FeLuceⓇおよび、スーパーダイマⓇが、その具現化に貢献しています。
今回の壁面では、光の角度や見る位置によって色調が変化するTranTixxiiⓇと金属本来の風合いを表現するFeLuceⓇの異なる意匠性素材を共にパネル化しました。そして、パネルを支えているのがスーパーダイマⓇです。通常、普通鋼とチタンは耐食性能の違いからパネルとして組み合わせることはありませんが、スーパーダイマⓇの高い耐食性により今回のコラボレーションが実現しました。「フシギ」なチタンの壁を見た子供達が科学に興味を持ち、未来の世界で活躍する様々なモノやスマートな街をチタンや新しい鉄で創造することに寄与できるものと考えています。
日本製鉄グループは、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動(「4.質の高い教育をみんなに」)を通じて、これからも社会の発展に貢献していきます。
■エントランスホールの写真
■意匠素材配置図
(参考情報)
■案件概要
(1)名称 :スペースLABO(北九州市科学館)
(2)設計 :株式会社トータルメディア開発研究所
(3)壁施工 :長崎船舶装備株式会社
(4)パネル製造 :東洋ステンレス研磨工業株式会社
(5)素材使用量 :TranTixxii 180Kg、FeLuce 40Kg、スーパーダイマ 740Kg
(6)竣工・オープン:2022 年4 月28 日
■チタン製のQRコード
スペースLABOが入るTHE OUTLETS KITAKYUSHUの北側エントランスには、日本製鉄のチタン製QRコードが設置されています(チタン製のQRコードは世界初)。QRコードの色は、鉄の町を象徴する高炉の火をイメージし、チタンが熱処理による酸化被膜の成長で色を発する原理を応用したデザインにしました。モバイル端末をかざすと施設内の案内MAPが表示される仕組みとなっています。
デザイニングチタン「TranTixxiiⓇ」ホームページ
https://www.nipponsteel.com/product/feluce/
https://www.nipponsteel.com/product/superdyma/
お問い合わせ先:
日本製鉄株式会社 総務部広報センター TEL:03-6867-3419
チタン営業部自動車・建材室 TEL:03-6867-5611
薄板営業部 TEL:03-6867-5307