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2021年12月10日に行われた「瀬戸内カレッジ」成果報告会において、清泉女子大学(東京都品川区)の学生チームが最優秀賞を受賞した。同大の学生らは、広島県福山市からの課題に対してお土産自動販売機の設置やハレの日プランなどを提案。高い評価を得た。
「瀬戸内カレッジ」とは、JR西日本・自治体・大学が連携し、若者の視点を活用した地域活性化や旅行需要の喚起、学生の成長機会の創出を目指す産官学のプロジェクト。大学生が地元の人々との交流を通じてさまざまな体験をして瀬戸内エリアの魅力を発見し、SNSなどを利用して情報発信を行う。
今年度は、8大学10チームが参加。清泉女子大学からは、授業外の学習活動「清泉PBL」(※)として学科も学年も異なる有志学生の6名が参加し、広島県福山市の課題解決に取り組んだ。
学生らはコロナ禍の中、オンラインと対面を併用して地元との打ち合わせを重ね、10月末には福山市で2泊3日の現地実習を行った。実習では、デニム工場や食用バラ農家、鞆の浦などを訪問。その様子をSNSで発信し、同市の魅力をPRした。
12月10日に行われた成果報告会では、各チームが「せとうちエリアにおける地元の課題を解決し、『せとうちエリアが何度も訪れたくなる場所になること』に繋がる提案をすること」をテーマに発表。清泉女子大学(福山チーム)は、「ビジネスで訪れた人に福山の良さを知ってもらい、家族、カップル、友人と旅行したくなる旅の提案」という福山市からの課題に対して、お土産自動販売機の設置やお土産ショッピングバッグの作製、ハレの日プランなどを提案した。そうした点が高く評価され、最優秀賞を受賞した。
■吉岡昌紀教授(担当教員)のコメント
観光学部や経営学部で専門に学ぶゼミ単位の参加チームが多い中、文学部の有志の集まりである清泉チームが最優秀賞をいただくことができました。学生たちは福山市と福山市の方々をとても好きになりました。この素晴らしい場所にみんなに来てもらいたい、良さをみんなに知ってもらいたい、という学生たちの思いが、評価につながったのだと思います。学生たちの意欲をかき立て豊かな学びの機会をくださった、福山市の方々の温かいホスピタリティに感謝いたします。
■学生からのコメント
チーム一丸となって、1つの目標に向かって全力で取り組むという貴重な経験をすることができ、人生の糧となりました。また、地方の課題を解決することだけでなく最優秀賞を頂くことができたのも、とても良い思い出になりました。これからも引き続き福山市の魅力をたくさんの人に広め、1人でも多くの人に訪れて欲しいと思っています。
(※)清泉PBL
文学部の学びを実社会に生かしていくことを目的とした授業外の学習活動。企業や地域と連携して行うプロジェクト活動を通して、汎用的能力を養い、社会で活躍できる人材を育成している。
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●JRおでかけネット 瀬戸内カレッジ
https://www.jr-odekake.net/navi/2021setouchicollege/
●瀬戸内カレッジFacebook
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(関連記事)
・清泉女子大学の学生が「瀬戸内カレッジ」に参加 -- 旅行プラン作成で広島県福山市の魅力をPR、8月には現地実習も(2019.07.01)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-41797.html
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