最先端IT・エレクトロニクス総合展の「CEATEC JAPAN 2013」が、千葉市の幕張メッセで10月5日(土)まで開催されている。
今回、CEATEC初出展となる「SeeQVault(シーキューボルト)」のブースには大勢の来場者が訪れていた。
「SeeQVault(シーキューボルト)」とは、パナソニック、サムスン、ソニー、東芝4社が開発した【様々な対応機器での再生互換性】と【強固なセキュリティ】を同時に実現する新たなコンテンツ保護技術。
この「SeeQVault」の技術により、強化されたセキュリティ環境の下、様々な対応機器でコンテンツを共有することができる互換性の高いデジタル環境が実現し、利用者の生活シーンにあわせてHDコンテンツを楽しむことが可能になる。そのため「SeeQVault」対応製品の普及により、機器に縛られることなく自由にHDコンテンツを持ち歩くことが可能になる。
ブースには、先日東芝から発表されたmicroSDHCメモリカードや、ソニーから発表されたmicroSDHCメモリーカード、ポータブルワイヤレスサーバーなどの展示やデモが行われ、今後ますます対応製品の拡大が予想される「SeeQVault」の可能性について各社の担当者が紹介し、来場者の注目を集めていた。
なお、「SeeQVault」は、2013年1月に米国で設立されたNSM Initiatives LLCが2013年2月よりライセンス提供を開始している。