【ツイッター調査】競馬・秋のG1戦線 ジャパンカップ有終Vのコントレイルが3時間で23万ツイート、マイルCSグランアレグリアに倍差 鞍上では菊花賞の横山騎手がジャパンカップの福永騎手を抑えてトップ
調査は、スプリンターズステークス、秋華賞、菊花賞、天皇賞(秋)、エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ、ジャパンカップの7つレースが行われた日の15時~18時を対象に、各レースの優勝馬、勝利騎手のフルネームを含むツイートを抽出、さらに馬名・騎手名を含むツイートを合算した際の述べフォロワー数、同広告換算値について集計しました。
※騎手名は、クリストフ・ルメール騎手のみフルネームではなく「ルメール」で検索しています
※広告換算値とは、メディア露出を広告的価値に置き換えた数値で、ツイッター広告換算値は独自に算出しています
■無敗三冠馬コントレイルの引退レース、3時間で23万件超のツイート
優勝馬名ではコントレイルが23万2,722件でトップ、次いでグランアレグリアが11万1,554件、菊花賞のタイトルホルダーが109,246件、天皇賞(秋)のエフフォーリアが9万6,517件、エリザベス女王杯のアカイイトが8万1,467、秋華賞のアカイトリノムスメが6万9,135件、スプリンターズステークスのピクシーナイトが5万1,666件と続きました。
コントレイルもグランアレグリアも引退レースで1番人気という状況は同じでしたが、ツイート数に倍以上の開きが生まれました。その差は、それまでに歩んできた戦績や周りからの評価の違いなどが、優勝の瞬間に人々に与えたインパクトの違いとして表れたのかもしれません。また1着入線後に馬上で見せた福永祐一騎手の涙に心打たれた人も数多くいたことと思います。
■騎手名では福永祐一騎手を抑えて菊花賞の横山武史騎手がトップ
勝利騎手名では菊花賞の横山武史騎手が3万9,563件でトップ、次いでジャパンカップの福永祐一騎手が2万4,323件、天皇賞(秋)の横山武史騎手が2万2,852件、マイルチャンピオンシップのルメール騎手が1万7,708件、エリザベス女王杯の幸英明騎手が9,437件、秋華賞の戸崎圭太騎手が8,817件、スプリンターズステークスの福永祐一騎手が8,516件と続きました。
菊花賞の横山武史騎手は、優勝馬・タイトルホルダーを逃げ切り勝利に導いた手綱さばきを称える声が多かったほか、父・横山典弘騎手が同じ菊花賞で逃げ切り勝利を飾ったセイウンスカイを連想した人も多かったようで、親子のエピソードもツイート数が増えた要因となったかもしれません。
■広告換算値もコントレイルがダントツ 2番手に天皇賞(秋)のエフフォーリアが急浮上
広告換算値もコントレイルが1億97,72万3,678円で頭一つ抜ける結果でしたが、次いで高かったのはツイート数で4番手だった天皇賞(秋)優勝馬・エフフォーリアで1億26,78万4,472円という結果となりました。
エフフォーリアが優勝した天皇賞(秋)では、19年ぶりとなる3歳馬の優勝や横山武史騎手の2週連続G1制覇などニュース性の高い話題も多くありました。メディアや著名なアカウントによるツイートが多かったことが広告換算値を高める結果に繋がったのかもしれません。
3番手はタイトルホルダーで1億785万878円、4番手はグランアレグリアで1億778万2,699円でした。述べフォロワー数は、優勝馬のツイート数と連動する形で順当な結果となりました。
12月もG1レースは続きます。競走馬や騎手にどんなドラマがあって、それを見た人たちが何を思ってどんな感想を発するのか。そんなことを想像しながら見るレースもきっと楽しいのではないかと思います。そんな人々の想いの一端に触れられることも、データを見る楽しみなのだと感じています。
今後とも宜しくお願いいたします。