ネットワンシステムズ、デジタルとリアルを融合したハイブリッドワークを実現する取り組みを開始
~出社を前提としない人事制度・オフィス構想とそれを支えるICT環境の実現~
ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:竹下 隆史)は、オフィス出社を前提としない人事制度改革とオフィス構想の実現、モニタリングによるリモートワーク環境の最適化により、デジタルとリアルの双方の働き方を融合したハイブリッドワークの実現に向けた取り組みを開始します。ネットワンシステムズは、経営戦略として「ICTを利活用した働き方改革」を推進しており、いつでも・どこでも・誰でも・どんな端末でも安心・安全に業務が進められる環境を整備し、社員の生産性向上とワークライフバランスの両立を図ってまいりました。それにより、新型コロナウイルス感染症拡大によるリモートワークへの移行もスムーズに行うことができ、テレワーク主体の働き方を実現しております。
ネットワンシステムズでは、リモートワークを基本的な働き方としながらも、実際に会ってコミュニケーションすることの重要さも認識し、デジタルとリアルを融合したハイブリッド型の働き方へと改革を進めてまいります。
■ハイブリッドワーク実現に向けた取組み
ハイブリッドワークを実現するために、人事制度、オフィス構想、ICT環境を組み合わせた以下の取組みを実施しています。
1.テレワーク中心の就業規則へ改訂
2020年10月より就業規則を改訂し、全社員を原則「テレワーク主体」の勤務形態に変更しました。このため、オフィス出社の際に、事前に申告するというプロセスへ転換しています。また、テレワークにより時間を有効活用できることで、時短勤務からフルタイムへ勤務形態を変更する社員が増加しています。
さらに、時間や場所にとらわれない働き方を推進するため、「勤務地変更制度」を2021年4月に制定しました。それにより、所属部門の拠点から離れた場所に居住し、勤務地を最寄り事業所へ変更することができ、働く場所の選択が可能となりました
2.出社を前提としないオフィスのあり方
本社(東京都千代田区)と、天王洲オフィス(東京都品川区)を2021年5月に縮小し、コロナ禍で顕在化した課題に柔軟に対応できるオフィスに改修しました。具体的にはオフィス面積を削減しつつ、執務スペースをコラボレーション型のレイアウトに変更し、リモートワークをしている社員とのWeb会議ができる個人スペースを設置するなど、コミュニケーションとコラボレーションを促進できるオフィスへとシフトしています。
さらに、自宅以外での働く場を補う目的で、タッチダウンオフィスを開設しております。自宅以外で集中して業務を行う、出社しなくても資料等の印刷ができる、居住地域ごとに社員とコミュニケーションができる等、新たな働き方における環境の検証を兼ねて、現在、神奈川県藤沢市、東京都立川市の2箇所で開設しております。
3.モニタリングによるリモートアクセス環境の最適化
テレワーク主体の働き方を進めた結果、自宅からインターネットを経由してVDIを利用するユーザ数が増加し、以前に増して安定したVDI環境の提供が必要不可欠となりました。その中で、VDI同時接続数やインターネット使用量、VDI用サーバーのCPU及びメモリの使用量を定期的にモニタリングし、適切なリモートアクセス環境を算出し整備しました。結果として、安定したリモートアクセス環境を提供するだけではなく、VDIライセンスやサーバーリソースの最適化も実現しています。
ネットワンシステムズは、ニューノーマルな働き方を見据え、ハイブリッドワークを加速させるとともに、その成功・失敗双方のノウハウを蓄積して提案に反映し、お客様の働き方改革を支援します。
ネットワンシステムズ株式会社について
ネットワンシステムズ株式会社は、お客様が利用するビジネスアプリケーションを、ネットワーク技術を駆使し、プライベートクラウド/パブリッククラウドを包括してセキュアに支える「クラウドシステム」を提供する企業です。そのために、常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、実際に自社内で実践することで利活用ノウハウも併せてお届けしています。
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