今年3月、淡路島の景勝地、慶野松原のほど近くに、オーダーメイド家具の工房「PATRASCHE」がオープンしました。店舗兼工房の巨大な倉庫で作業をするのは家具職人の臼井孝雄さん。無垢材を素材にしたオーダーメイドの家具を作っています。
広々とした工房内には、バリエーション豊富なサンプルの家具がたくさん。お客さんの細かいニーズに応え、納得のいく家具を一緒に作りたいと、あえて、ネット販売はせず、対面受注。豊かな暮らしを提案しています。
工房の一角にはカフェスペースもあり、慶野松原の美しい夕陽を楽しむレンタルサービスの「サンセットコーヒー」など、淡路島ならではの魅力や楽しみ方を発信しています。
大阪生まれで大阪育ちの臼井さん。NSCに入学し、芸人として活動していた時期もありました。その後、飲食業界を経て、木工業界へ。ゼロからのスタートだったため、大手家具業者に就職し、そこで木工の知識と技術を習得しました。さらに、技やセンスを磨くため、憧れていたデザイン家具会社に就職。研鑽を積み、完全オーダーメイドの家具を作りたいと、独立したのです。
工房となる場所を探し求め、ふと訪れた淡路島の人の優しさや自然の美しさにふれた臼井さん。この場所を奥様も気に入ったことから、家具工房をオープン。現在は住まいのある堺市と淡路島のデュアルライフを送っています。
臼井さんの家具は口コミで評判が広がり、淡路島内外からオーダーが舞い込みます。忙しい日々のなかでも、淡路島を盛り上げたいと、いま、島でブームになっているキッチンカーを集めたイベントを開催することに。どんなイベントになるのでしょうか? イベントに挑む臼井さんに密着します!
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