日本製鉄 建築構造用厚鋼板で「エコリーフ」環境ラベルを取得 ~厚鋼板として、国内で初取得~
日本製鉄の建築構造用厚鋼板は、JIS規格・国土交通大臣認定品規格のほぼ全ての規格を網羅し、高層ビル、倉庫、工場、学校、病院等、様々な建築物の構造を支える鉄骨部材として使用されています。当社は建築構造用厚鋼板のトップメーカーとして、豊富なラインナップと確かな品質で、安全性向上、工期短縮、建築物の長寿命化など、お客様の幅広いニーズにお応えしています。
エコリーフは、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて、資源採取から製造、物流、使用、廃棄・リサイクルまでの製品のライフサイクル全体を考えた環境情報を定量的に開示するEPD(*)認証制度の一つです。お客様はこれにより、使用する製品のライフサイクルでの環境負荷を客観的に評価することができます。
日本製鉄が取得した「エコリーフ」環境ラベルは、2019年12月、H形鋼について最初に取得して以降、建材以外の品種も含め、現在計17件にのぼります。今回、H形鋼、スマートビームⓇに続き、建築構造用厚鋼板でも取得したことにより、建築構造部材に使用される当社主要製品のラインナップを取り揃えたこととなります。お客様はこれにより、建築物全体での環境負荷を客観的に評価しやすくなります。
日本製鉄は、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求するとともに、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した、リサイクル性に極めて優れ、環境に優しいサステナブルな素材である鉄鋼製品の環境性能開示に今後も積極的に取り組んでいきます。
(*)エコリーフ環境ラベル、EPD(Environmental Product Declaration)
資源採取から製造、物流、使用、廃棄・リサイクルまでの製品のLCAに資する定量的な環境情報を開示する国際的な認証制度。ISO14025規格で規定されているタイプIIIの環境ラベルで、国際的にはEPDと言われ、エコリーフは日本において一般社団法人サステナブル経営推進機構が「エコリーフ環境ラベルプログラム」(https://ecoleaf-label.jp/)として運営しているEPD。
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