「第44回全国育樹祭記念行事 森林・林業・環境機械展示実演会」への出展について

ヤマハ発動機株式会社

~森林計測サービス・産業用無人ヘリコプターなどを展示~

 ヤマハ発動機株式会社は、2021年10月10日(日)~11日(月)北海道苫小牧市(北海道苫小牧市字柏原6-187)にて開催される「第44回全国育樹祭記念行事 森林・林業・環境機械展示実演会」に出展します。
 ヤマハブースでは、産業用無人ヘリコプターに搭載した高性能レーザスキャナーを使って森林内の立木情報(位置、高さ、幹の直径、材積)を取得する森林計測事業の取り組みの紹介と、実際に森林計測の現場で用いる産業用無人ヘリコプター「FAZER(フェーザー)R G2」の展示を行います。
 
<森林計測の様子>
 
  <産業用無人ヘリコプター「FAZER(フェーザー)R G2」>
 

当社はこれまで、産業用無人ヘリを通じて1)水稲を中心とした30年以上の農薬散布機事業の展開、2)火山の噴火や土砂崩れなどの災害現場の観測、3)山間部の送電線鉄塔のメンテナンス資材の運搬など、空からのソリューション価値提供を続けてきました。

このような実績のある産業用無人ヘリを活用して、地形、樹木の密度や並び、本数・幹の直径を測定し、デジタルデータとして把握することで、適切かつ効率的な森林の経営管理に役立てることを狙いとしているのが、当社の森林計測事業です。

2019年4月に施行された森林経営管理法により、森林所有者には森林管理が義務化された一方で、森林の適切な管理に必要な人手の不足、資産価値向上に必要な定量情報が取れていないことが課題となっています。
当事業では、長時間飛行できる無人ヘリの優位性を通じて、空からの高効率な森林計測を行うことで、森林管理における生産性向上への貢献を目指しています。

当社はこれからも、無人ヘリやドローン、ロボティクス技術の開発・活用を通じて、省人化、自動化、生産性向上といった価値提供を行い、ヤマハらしい社会課題の解決に取り組んでいきます。





 

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