''リケ女''鍛える昭和女子大学附属中高部のスーパーサイエンスコース -- 研究者集団リバネスとカリキュラムを共同開発・9月から実施

大学プレスセンター

大学通信から中学・高校のニュースリリースをお送りします。 昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校(東京都世田谷区/校長:真下峯子)のスーパーサイエンスコースは、理・工・農・医・薬学部などへの進学を目指す生徒の育成に力を注いでいます。より高い科学的思考力と理系の感性を養うため、科学技術分野における教育事業を手がける株式会社リバネスとスーパーサイエンスコースのカリキュラムを共同開発し、2021年9月の新学期から実施します。 新カリキュラムとメンタリングで【リケジョ】育成に弾み  昭和女子大学附属中学校・高等学校には、スーパーサイエンスコースのほか、グローバル留学コース、本科コースがあります。スーパーサイエンスコースは、医・薬・看護をはじめ、ロボットやAIなどに興味のある生徒の科学的好奇心と思考・学力を伸ばすため、中学1年生から理数系の授業に加え実験やフィールドワークといった体験型学習を重視し、課題解決力やプレゼンテーション力も養っています。  株式会社リバネスは、理系大学院生15人が「理科離れ」を食い止めるため2002年に起業し、科学技術分野における教育、人材育成、研究、創業に関する企画などを行っています。今回、リバネスと連携して、サイエンスコースの中学校1年生からの研究マインド・スキル重点育成カリキュラムを構築します。理系女子育成のためのカリキュラムの共同開発だけでなく、女子生徒がより学びを深めていくための「メンタリング」の仕組みづくりなども行っていきます。 昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校長 真下峯子 コメント  差し迫る人口減、科学技術の急速な進歩・活用の時代に生きる、女子中高生たちの人生の選択肢の拡大には、科学的好奇心・探究力を持つことが大きく効いてきます。面白い、楽しい理科の学びから一歩進んだ興味関心の分野で十分に通用する能力・マインドへ成長させるためには、それを実現できるカリキュラム構築と、彼女たちに並走するメンターの存在が非常に重要です。この分野ですでに多くのシステムを開発しているリバネスとの連携共同研究により、サイエンスコースのみならず文系コースの生徒たちの科学的興味関心の育成も視野に入れたカリキュラム開発を目指します。 株式会社リバネス 前田里美 教育総合研究センター長 コメント  リバネスでは、Nature、Engineering、Science、Technology (NEST)の4つ分野で構成される独自の研究体験型カリキュラム【NEST Lab】の開発を行ってきました。今回、昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校と共同開発カリキュラムでは、NEST Labのプログラムをベースに、女子生徒一人ひとりの気づきや経験から生まれる疑問や問いを究めることで、「答えのない問い」に向き合う次世代に求められる基礎力と主体性の育成をゴールとしています。ここで開発するカリキュラムは、女性研究者の更なる活躍に寄与するのみならず、これからの科学技術の発展に寄与する次世代リーダー育成に通じる素地の育成だと考えます。 参考リンク: 昭和女子大学附属 昭和中学校・高等学校 https://jhs.swu.ac.jp/ 株式会社リバネス https://lne.st/ ▼本件に関する問い合わせ先 昭和女子大学広報部 TEL:03-3411-6597 メール:kouhou@swu.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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