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金城学院大学（名古屋市守山区）国際情報学部佐藤奈穂ゼミの学生が展開しているアクセサリーブランド「DIAGIRL（ディアガール）～親愛なる、すべての女のコたちへ～」は、2021年度の新企画として「DIAFamily Project」を始動する。同プロジェクトは、愛知県在住のカンボジア人技能実習生との交流を図り、彼らの日本での孤立を防ぐことを目的としたもの。7月25日（日）から真宗大谷派名古屋別院において、語学講座やアクセサリーワークショップ、各種イベントなどを実施していく予定。 ◆「DIAGIRL～親愛なる、すべての女のコたちへ～」とは 　「''カワイイ''で私がかわる、世界をかえる」をコンセプトに、同大の学生とカンボジアの女性たちが一緒に創りあげるアクセサリーブランド。学生がデザインしたアクセサリーをカンボジア女性たちと共に製作し、日本で販売した収益を現地の女性たちに還元する。従来の国際協力のような「先進国」が「途上国」に一方的に支援するのではなく、お互いに成長し合うこと、そして「誰かの役に立てる幸せの連鎖」を女性たちで繋いでいくことを目指して活動している。 　2019年7月には、全国各地で活動する学生団体・サークル・部活動を表彰する「第5回 学生団体総選挙」において、1,178もの参加団体の中から「総合グランプリ」を受賞した。 ◆「DIAFamily Project」の立ち上げ経緯 　2021年度は昨年度に続き、コロナ禍の影響でカンボジアへの渡航が難しい状況にある。「DIAGIRL」の学生は国内にいる外国人とそれを取り巻く問題に目を向け、昨今ニュースでもよく目にする技能実習生の実情について、昨年の秋頃から聞き取り調査などを始めた。 　技能実習生に関する社会問題の背景には、日本語学校や渡航手続きの際の多額の借金、日本での不当な搾取、外国人差別などの人権侵害など、さまざまな問題がある。また、技能実習生には大学生と同世代の若者が多く、日本に憧れを抱いて来日するが、日本での滞在、実習を経験すると、日本を嫌いになり絶望して帰っていく人も多いという実情もある。 　こうした状況を踏まえ、「DIAGIRL」では2021年度の新企画として「DIAFamily Project」を発足。技能実習生が抱える多くの問題の中でも、大学生だからこそ力になれる問題に焦点を当て、日本での暮らしが少しでも快適に、そして楽しいものになるような活動を展開していきたいと考え、以下の活動を企画した。 ◆「DIAFamily Project」の活動予定 ＜活動目的＞ （1）日本の大学生が技能実習生の日本の家族として相談相手になり、孤立化を防ぐ （2）日本人とカンボジア人、カンボジア人同士の情報交換の場づくり （3）技能実習生に日本での滞在を少しでも楽しんでもらう （4）技能実習生が抱える問題を事前に把握し、各機関へ繋げる ＜活動内容＞ ・日本語講座 　日用的な日本語の習得、日本語学習の支援など ・パソコン講座 　パソコンの簡単な操作の習得、wordでの簡単な書類作成、Excelでの簡単な図表作成など ・アクセサリー作りワークショップ 　編み物や縫い物の技術習得 ・これから訪日するカンボジア人技能実習生に向けたサイト・動画作り 　日本語からクメール語への翻訳の支援／動画への出演 ・名古屋の街めぐり 　名古屋観光、お寺めぐり、四季を楽しむ街めぐり ・運動会などのイベント 　DIAGIRLのメンバーおよびOGと、名古屋市内あるいは愛知県内にいるカンボジア人技能実習生によるイベント ＜活動場所＞ ・真宗大谷派名古屋別院（東別院） 　カンボジア人には熱心な仏教徒が多く、各村にお寺があり、日々の暮らしに仏教が根付いている。そんな彼女たちの心の拠りどころになるような場として活動拠点をお寺とした。金城学院大学はキリスト教の大学であるが、宗教を超えた協力を目指す。 ＜活動日時＞ ・第1回：7月25日（日） ＠東別院 6名の実習生が参加予定 ・第2回：8月2 日（月） ＠東別院 3名の実習生が参加予定 ・第3回以降： お盆以降を予定 ＜取材に関して＞ ・取材対象：金城学院大学 国際情報学部 国際情報学科 佐藤奈穂ゼミ「DIAGIRL」メンバー ・取材方法：現地・電話・メール・オンライン取材 ・取材申込：添付の取材返信用紙にてお申し込み、または下記問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。 ▼取材に関するお問い合わせ先 　金城学院大学 広報代行 共同ピーアール株式会社 　担当：月村・中澤 　TEL:　070-4303-7376 　FAX:　03-6260-6654 　MAIL:　kinjo-pr@kyodo-pr.co.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/