学校法人聖学院 中期計画「聖学院ビジョン」年次報告書2020発行 -- 教育開発を担うプロジェクトを始動 --

学校法人聖学院

学校法人聖学院(東京都北区中里3-12-2、理事長:清水正之)は、創立120周年となる2023年を見据えた中長期経営計画「聖学院ビジョン」の2020年度年次報告書を、2021年6月18日に発行いたしました。聖学院は幼稚園から大学院までの9校を擁する総合学院で、少人数教育を大切にしているミッションスクールです。中長期計画である「聖学院ビジョン」を軸に幼稚園から大学院までのアクションプランが進行しており、年次報告書ではその進捗と今後の見通しを示しています。 ■「聖学院ビジョン」は経営6分野、系列9校それぞれにアクションプランをかかげ、隔月ごとの理事長室会議にて進捗を報告・確認しています。2020年度報告書では下記3つのSDGsにつながる教育内容と1つのプロジェクトをトピックスとしてまとめると共に、経営、教育それぞれのアクションプランの進捗を記載しています。 【2020年度SDGsに関わるトピックス】 (1)聖学院大学/身近なものからプラスチックゴミの削減を  聖学院大学では、学生、教職員協働のプロジェクトとしてSDGs推進に取り組んでいます。2020年度はSDGsのゴール12「つくる責任、つかう責任」にフォーカスし、いらない新聞紙で作成する''ごみ箱づくりワークショップ''と、みつろうを布に染み込ませて作成する''みつろうラップづくりワークショップ''を開催。在宅時間が増える中、身近なものからプラスチックの削減にアプローチし、環境問題に対する関心や意識を高めました。 (2)聖学院中学校・高等学校/ハチミツづくりを通して社会課題を考える  「聖学院みつばちプロジェクト」は2016年に生徒が社会に関われる活動を創出することを目的としてスタートしました。聖学院中学校・高等学校校舎屋上に巣箱を設置し、生徒が協力してみつばちを飼育。まだ食べられる食品が廃棄されるフードロスを解消するため、規格外で市場に出回らないリンゴや桃、バナナなどにハチミツを混ぜたジャムも製造。活動は国外にも広がり、タイの農園施設がコロナウィルスの影響により収入が激減したことを受けて、農園のバナナを使ったジャムづくりも検討しています。 (3)女子聖学院中学校・高等学校/ジェンダー問題を英語で考える  女子聖学院中学校・高等学校では、高II英作文の授業にて、日本のジェンダー問題を英語で考える取り組みが行われました。最近(2021年2月現在)でも女性蔑視を思わせる発言に関するニュースが流れ、世間の関心を大きく引く出来事となりました。生徒たちにもこれらの問題に目を向け、自分ごととして向き合い、考えるきっかけとなるようジェンダーに関する英語のエッセイを読み、グループ内で意見を交換し、ポスターにまとめました。 (4)法人/教育デザインプロジェクト  2020年1月よりスタートした「教育デザインプロジェクト」は、聖学院教育憲章の実現に向けて、駒込キャンパス3校(聖学院小学校、女子聖学院中高、聖学院中高)の教育活動を共有化することを目的として設置されました。6回の会議を経て、小中高12年間を通じた「SDGs」「英語」「ICT」教育を柱にすることが決まりました。2021年度には教育デザイン開発センターを立ち上げ、それぞれの教育をユニットに分けてメンバーを構成し、教育シナジーを産むための検討が進められます。 【2020年度年次報告書_目次】  理事長メッセージ  聖学院ビジョン概要と運営方法  聖学院ビジョンTOPICS  経営アクションプラン報告  教育アクションプラン報告  聖学院ビジョンNews & Topics  会議報告 ≪ご参考≫ ■学校法人聖学院ウェブサイト  https://www.seig.ac.jp/ ■聖学院ビジョン年次報告書  https://www.seig.ac.jp/report/vision_report/ ▼本件に関する問い合わせ先 学校法人聖学院広報センター 松田・神戸 住所:東京都北区中里2-9-5 TEL:03-3917-8530 FAX:03-5907-7034 メール:E-mail:pr@seigakuin-univ.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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