東大発ベンチャー・イノカ×三井不動産 三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドで小学生向けの体験型環境教育プログラム「よこはまサンゴ礁ラボ2021」を6月から開始

三井不動産株式会社

環境問題へ理解を深める小学生研究員2期生を募集!

環境移送技術(※1)の研究開発および社会実装を推進する株式会社イノカ(本社:東京都港区、代表取締役CEO:高倉葉太)(以下「イノカ」)は、2021年6月5日から、三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:菰田正信)(以下「三井不動産」)と協業し、三井不動産グループが管理・運営する「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」(所在:神奈川県横浜市)(以下「本施設」)で、都市空間にサンゴ礁を創造する体験型環境教育プログラム「よこはまサンゴ礁ラボ2021」をスタートいたします。

※1 環境移送技術とは
水質(30以上の微量元素の溶存濃度)をはじめ、水温・水流・照明環境・微生物を含んだ様々な生物の関係など、多岐に渡るパラメータのバランスを取りながら、自社で開発したIoTデバイスを用いて実際の自然環境と同期させ、特定地域の生態系を自然に限りなく近い状態で水槽内に再現するイノカ独自の技術のこと。

本プログラムの対象は小学生です。設置された水槽を通して、生態系や環境問題への理解を深めていく体験型環境教育プログラムとなります。ぜひご参加ください。
https://coral-kids-lab.innoqua.jp/

イノカおよび三井不動産は、本プログラムを通じ、持続可能な社会の実現、SDGsへの貢献を進めてまいります。

 

商業施設から持続可能な街をつくる、新しい環境教育プログラム
イノカはIoTやAIを活用して生態系を陸上に再現する「環境移送技術」を研究開発する東大発のベンチャー企業です。環境教育を中核事業の一つとし、延べ1,000名以上の子どもたちへサンゴ生態系の魅力を広め、残すための環境教育を行なってまいりました。

三井不動産も、開業以来、本施設において、出店者や地域関係者などのご協力のもと、海辺の環境を守り、持続可能な地域を目指す「Save the Oceanプロジェクト」を実施してまいりました。

【Save the Ocean プロジェクトとは】
 本施設は、開業以来、出店者や地域関係者をはじめとするパートナーのご協力のもと、海洋環境を中心とした環境保全の取り組みを通じた、地域の魅力向上・活性化を目指す「Save the Ocean プロジェクト」を推進しています。
 URL:https://mitsui-shopping-park.com/mop/yokohama/special/2006_eco/
 本施設は、アジア最大級のマリーナに隣接するアウトレット施設として、「New Marina Life」を施設コンセプトに掲げています。海辺の美しい環境を守り、豊かに暮らすことができる地域を目指すことが「New Marina Life」の実現に繋がると考え、横浜ベイサイドマリーナ地区を代表する施設として、率先して持続可能な環境の保護に取り組みます。
 「Save the Ocean プロジェクト」では、横浜ベイサイドマリーナ地区の資産である“海”をはじめとする自然環境の「環境保全活動」と、「未来を担う子どもたちへの啓蒙活動」の2つの活動を中心に、環境に配慮した施設運営や、ワークショップ開催などの取り組みを推進します。
 また、出店者・行政・地域関係者などの様々なステークホルダーにご協力いただき、エリア一体での継続的な活動を目指します。

この度、そんな2社がコラボレーションし、昨年から本施設で推進しご好評をいただいていた環境教育プログラム「よこはまサンゴ礁ラボ」の2021年度版をスタートいたします。

​商業施設の一角にサンゴ礁生態系を再現する水槽を設置し、都会の子どもたちが自然環境に触れる機会を提供します。長期的には、世界中で絶滅の危機にあるサンゴの保全の現場として、さらには研究開発の最前線として活用されることも構想しています。

「よこはまサンゴ礁ラボ」プログラムとは?
 

「よこはまサンゴ礁ラボ」では、毎月1回、全4回開催されるプログラムを通じて「答えのない問いに取り組む力」を身につけます。プログラム内では、いきものスケッチやサンゴのひみつクイズ、海中ツアーなど幅広いコンテンツを用意しています。そのほかにも、サンゴが直面している問題を紹介しながら、どうすれば生き物を救うことができるのかワークシートを使いながら自分の力で考えていきます。

生き物の観察を通して不思議を発見し、自分だけのテーマで研究を行うので、プログラム終了後には地球を救う第一歩となるような研究成果の発表ができるようになります。



「よこはまサンゴ礁ラボ2021」概要
開 催 日 程:全4回 (1) 6月5日(土)、(2) 7月3日(土)、(3) 8月7日(土)、(4) 9月18日(土)
場   所:三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド
対 象 年 齢:小学校3年生から6年生までを推奨
参 加 費:全4回で20,000円/参加者1名
お申し込み:https://coral-kids-lab.innoqua.jp/
昨年のイベントの様子:https://note.com/takakurayota/n/n98af1f153683

※本プログラムではメディア取材も受け付けております。下記メールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。
 pr@innoqua.jp
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、変更・中止となる場合がございます。予めご了承ください。

株式会社イノカ コメント
様々な価値観が変化していく今の時代において、リアルの「場」では社会のデジタルシフトに対応した新しい価値を見出す必要性が高まりました。その新たな価値の一つとして考えていることは、「五感を刺激する体験価値」です。我々はデジタル化が不可能である「生命」を題材にしたプログラムを通して新たな体験価値を提供すべく、昨年に引き続き「よこはまサンゴ礁ラボ」を実施させていただく運びとなりました。

またもう一つ、リアルな場が持つことができる価値として考えているのは、商業施設がサステナブルな街づくりの拠点となり、地域の明るい未来に貢献できることだと信じています。この取り組みが、未来の商業施設の一つのあり方を示し、人と自然が共生する世界を創る第一歩となるよう努めてまいります。

三井不動産株式会社 コメント
社会のデジタル化や新型コロナウイルス感染症等による生活様式の変化を受け、リアルの「場」の意味が問われる今だからこそ、体験の質が求められています。商業施設という場において、偶発的な体験をするきっかけを提供したり、未来を担う子どもたち・家族に豊かな時間を提供したりすることが、デベロッパーがもつ社会的使命だと認識しております。その中で、イノカ様のビジョンに共感し、昨年に引き続き本施設において「よこはまサンゴ礁ラボ」を実施いただく運びとなりました。

商業施設という場が、広くて深い世界を知るきっかけとなり、未来で活躍する子どもたちのためになることを願うとともに、持続可能な社会の実現、SDGsへの貢献を目指してまいります。

株式会社イノカ 概要
「人と自然が、100年先も共生できる世界を創る」を理念に2019年に創業した東大発のベンチャー企業です。IoT・AI技術を活用して生態系を陸上に再現する『環境移送技術』の研究開発および社会実装を推進しています。

日本で有数のサンゴ礁飼育技術を持つアクアリスト(水槽飼育者)と、東京大学でAI研究を行っていたエンジニアが中心となり、特定水域の生態系を陸上の閉鎖環境に再現することに成功。20年からはモーリシャスの環境回復プロジェクトにも参画しています。

研究機関と協同して環境DNA分析やプロテオミクス技術などを活用し、海洋環境の健康診断技術の確立に向けた研究を推進。民間企業と連携して、環境保全活動や教育事業に取り組みながら、新たなイノベーションを生む研究プラットフォームとしての活用も目指しています。

会社名 株式会社イノカ
代表者 代表取締役CEO 高倉 葉太
設 立 2019年4月
所在地 東京都港区虎ノ門1-4-7 第一誠ビル3・4階
会社HP https://corp.innoqua.jp

三井不動産株式会社 概要
三井不動産は、「Growing Together」というコンセプトのもと、商業施設事業を推進しています。ただ物を売る場所ではなく、豊かな時を過ごせる場所を提供するために。目指しているのは、常にお客さまの声に耳を傾け、何が求められているのかを敏感にとらえることで生まれる、新しい体験や発見に満ちあふれた空間の創出です。日本全国の地域・コミュニティに合わせ、多種多様な商業施設を手がけています。

また、首都圏で所有(一部所有を含む)するオフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設、賃貸住宅などすべての施設について、2030年度までに共用部に使用する電力(以下「当社使用電力」)のグリーン化を推進することを発表するなど、持続可能な街づくりを積極的に進めております。

会社名 三井不動産株式会社
代表者 代表取締役社長 菰田 正信
設 立 1941年7月15日
所在地 東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号
会社HP https://www.mitsuifudosan.co.jp/

株式会社イノカおよび三井不動産グループのSDGsへの貢献について
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
株式会社イノカおよび三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。
*本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における3つの目標に貢献しています。

目標4    質の高い教育をみんなに
目標11  住み続けられるまちづくりを
目標14  海の豊さを守ろう
 

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