京王プラザホテル フィーチャー100 ~おもてなしの裏側にある、ちょっといい話~

株式会社京王プラザホテル


京王プラザホテル(東京:西新宿)は、今年開業50 周年を迎えます。そこで、世界各国からお客様を
お迎えし、心に寄り添うサービスを提供するホテルとして私たちのおもてなしに秘められたエピソードをシリーズでお届けしてまいります。

■VOL.70 光を追い求めたアーティスト、多田美波のシャンデリア

 


地上160m からの都心の夜景を背景に、ひときわ印象的な輝きを見せるシャンデリア。
本館45 階スカイラウンジ〈オーロラ〉のバーエリアカウンター上に据えられたこの独創的な照明は、女性彫刻家の草分け的存在で、光の反射を生かした抽象作品で知られる立体造形作家の多田美波氏(1924〜2014)が1971 年の開業時に制作した作品。
イタリアンマーブルのカウンターとともに唯一無二の空間を彩り、多くのファンに愛されてきました。

天井から下げられた幾百ものアクリルの束に、無数の光が屈折する華やかさ。天空にきらめく星をすべて集めて造られたかのような輝きには、ときにあたたかみさえ感じ、魅了されます。実は多田氏にはもう一つ、開業時にメインロビーを飾った作品がありました。ロビーを行き交う人や景色が映り込む、
高さ3m にも及ぶガラスミラーの彫刻『Space Terminal』(1991 年のロビー改装後は富山県民共生センターに移設)。シャンデリアと同様、光を集め、光を反射し、そこに別世界を生み出す多田氏ならではの造形です。

西側には東京都庁、東側には都心の街の光が鮮やかに広がるスカイラウンジ〈オーロラ〉。
バーエリアで半世紀の時を見つめてきたシャンデリアは、今もなお、訪れるゲストに新鮮な感動を与えてくれます。
※ホテル開業50周年記念展示「京王プラザホテル50年のものがたり」において、メインロビーを飾った『Space Terminal』のパネル写真をご覧いただけます。
「アートが彩るくつろぎと気品~開業時の空間デザイン」4月22日(木)~6月28日(月) 本館3階メインロビー

 
 


■VOL.71 ホテルの小さな美術館 ロビーギャラリー

 



開業時から随所にアート作品を配してきた京王プラザホテル。美術サロンなどを経て本館3階ロビーに常設のギャラリーが誕生したのは、1992 年のことでした。有名作家から新進の若手まで現代作家の作品を中心に、絵画、立体造形、写真、陶器、版画、着物…などなど、様々なジャンルの個展を約9日間の会期のペースで開催。
以来、ホテルの小さな美術館として親しまれています。

一般の美術館とは異なり、どなたでも自由に鑑賞できるのがロビーギャラリーの魅力。「ホテルは文化の発信基地」という、京王プラザホテルの基本姿勢を象徴する存在の一つとなっています。その大きな特徴はホテルが企画し、アーティストを選定していること。国籍や性別、宗教など多岐にわたるお客様
に心地よい空間をお届けするという理念のもと、季節感やときにはメッセージ性も大切に展示テーマと作家を選んでいます。

一つの個展での展示は平均50〜60点。ロビーを含め最大100点の展示や大型作品の展示も可能なスペースは作家の方にも人気が高く、2年がかりで準備をされる方も。
開催のご案内は随時ホームページに掲載しています。心潤すアートとの出会いの場として、ホテル
にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

※最新のギャラリー情報はロビーギャラリー ホームページにてご案内しております。
www.keioplaza.co.jp/guide/lobby-gallery.html

 
 

■本件に関するお問合せ先 : 株式会社京王プラザホテル
営業戦略室 企画広報 杉浦 陽子 ・ 小田 力 ・ 川嶋 慶子 ・ 波多野 千恵子
〒160-8330 東京都新宿区西新宿2-2-1
Tel 03-5322-8010 Fax 03-3346-2479
www.keioplaza.co.jp
 

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