東京墨田区の賛育会、PHRシステム 「カルテコ」 導入決定 健診情報からスタート、未病対策・療養生活の質向上へ

メディカル・データ・ビジョン株式会社

東京墨田区の賛育会、PHRシステム 「カルテコ」 導入決定
健診情報からスタート、未病対策・療養生活の質向上へ

 社会福祉法人賛育会(東京都墨田区)が運営する賛育会病院(院長:高本眞一)は、医療情報のネットワーク化を推進するメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之)が開発・提供するPHR(パーソナルヘルスレコード)システム「カルテコ」を導入することを決定しましたのでお知らせいたします。「カルテコ」は患者や健康診断の受診者が、自身の診療情報や健診情報を保管し、スマートフォンなどでいつでも閲覧できるWEBサービスです。
 賛育会のPHRサービスはまずは、健診情報を閲覧可能にすることからスタートし、その後、閲覧対象を更に拡大していく計画です。健診結果を、スマホなどで簡単に確認できるようにすることで、受診者の医療・健康リテラシーを向上させることが期待されるほか、健診で何らかの異常や所見が認められた有所見の人に、適切に受診勧奨をすることを通じて、高血圧や糖尿病など慢性疾患の重症化を予防していきます。

【高本院長のコメント】
 

 
  私は院長就任にあたり、「患者さんと、ともに生きる」という理念を掲げました。その中で 、国が検討しているPHRを中心とした医療データ活用に先駆け、このたび導入する 「カルテコ」でPHRを実現します。PHRとは個人の健康・医療・介護に関する情報を自分自身で生涯にわたって管理・活用することで健康状態に合ったサービスの提供を受けることを目指すものです。PHRを積極的に活用すれば患者さんが医療に主体的に取り組むことができ、疾病の早期発見、療養生活の質向上につながり、ひいては生活の質(QOL)が向上すると信じています。  

=高本院長 略歴=
1947(昭和22)年生まれ。愛媛県松山市育ち。東大医学部名誉教授。外科医(専門は心臓血管外科)。三井記念病院院長など歴任、2021年4月から現職。著書は「患者さんに伝えたい医師の本心」(新潮新書)など。

【社会福祉法人賛育会 賛育会病院の概要】
■開 業 :1918年(大正7年)3月16日
■院 長 :高本 眞一
■所在地 :東京都墨田区太平3-20-2
■病床数 :199床
■診療科 :産婦人科、内科、小児科、外科、整形外科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、緩和ケア科、麻酔科
■付属施設:健康管理クリニック  母子保健推進室(ぽぽんたルーム)
■関連施設:賛育会訪問看護ステーション

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