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武蔵野学芸専門学校高等課程(東京都武蔵野市)は3月2日(火)から14日(日)まで、佐藤美術館(東京都新宿区)において「武蔵野学芸専門学校2021 卒業制作展」を開催する。油絵、日本画、デザイン、工芸など幅広い分野の作品を、同校卒業生との合同で展示。高等課程3年間の集大成であると同時に、将来、美術に携わることを目指す生徒たちの第一歩をしるす展覧会となる。
このたびの卒業制作展にあたり、油絵科や日本画科ではF100号(1620×1303mm)のキャンバスやパネルを自ら手作りし、布や麻紙を張り込んで絵具で描くなど、生徒らは美大生やアーティストたちと同じ工程を踏んで制作。高校生がひたむきに表現に立ち向かって創った作品は荒削りなものであるが、そこからはどんなアーティストよりも生々しいメッセージを感じとることができる。
同校では、こうした洗練されていないながらも訴えかけてくるものを持つ作品の強さを、卒業後も引き続き大切にして欲しいとしている。
なお、会期中は、同校OBを中心とした展示「ART Ambitious Exhibition」も同時開催。これは、アーティストを目指すOBがより多くの展示機会を得られるよう、同校が卒業生支援の一環として開催する展覧会となる。
◆武蔵野学芸専門学校2021卒業制作展
【会期】3月2日(火)~3月14日(日) (休館:月曜日〉
【時間】10:00~17:00
【入場】無料
【会場】佐藤美術館 (東京都新宿区大京町31-10) 千駄ヶ谷駅から徒歩5分
・URL:
http://sato-museum.la.coocan.jp
■武蔵野学芸専門学校高等課程における美術教育の特徴
同校高等課程では、クラスの半分近くが多摩美術大学、武蔵野美術大学に進学している。こうした進学結果は、単に進学教育が充実していることのみが要因なわけではなく、カリキュラムに取り入れている「芸術思考」をもとにした美術教育があるからこそ生み出されたものだと言える。
たとえば同校では、作品制作をする上で「観察するチカラ」と「自ら考えるチカラ」を大切にするよう教育するなどしており、こうしたプログラムは進学のみならず、将来、デザイナーやアーティストとして活躍するために必要な基礎能力の育成にも繋がるものとなる。
・武蔵野学芸専門学校高等課程
https://koto.musagei.jp
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・武蔵野学芸専門学校高等課程のアーティスト育成プログラム「立島恵と若手作家の対談」を全校生徒で視聴する授業を開催(2020.11.17)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-44777.html
▼本件に関する問い合わせ先
武蔵野学芸専門学校 事務局
井上朋子
住所: 東京都武蔵野市中町1-27-2
TEL: 0422-50-1177
FAX: 0422-50-1180
E-mail: info@musagei.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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