フェリス女学院大学が学院創立150周年を記念して『フェリス百人一首』を刊行 -- 日本語日本文学科の学生と教員が近現代の歌も取り入れた百首を撰歌、解説やイラストも掲載

フェリス女学院大学

フェリス女学院大学(神奈川県横浜市 学長:荒井真)文学部日本語日本文学科は、学生と教員が撰歌から執筆まで行った『フェリス百人一首』(花鳥社・2月25日刊、関係者向け)を出版した。本書は、2020年の学院創立150周年記念事業の一環として企画されたもの。和歌・短歌の基本知識を余すところなく解説しており、高校などの教育現場でも活用できる内容になっている。なお、一般書店では『和歌・短歌のすすめ 新撰百人一首』として販売する。 ■書籍の概要  フェリス女学院は2020年に創立150周年を迎えた。その記念事業の一環として、フェリス女学院大学文学部日本語日本文学科では、同学科の学生と教員が撰歌から執筆まで行った『フェリス百人一首』を制作し、花鳥社より出版した。  同書は「日本の和歌・短歌の魅力を現代に、そして未来へと伝えたい」という強い願いから企画され、誕生したもの。出版に当たり、まずは、日本語日本文学科の学生・教員に好きな和歌・短歌を公募し、百首を撰ぶ「和歌所(わかどころ)」を設置した。近現代短歌も取り入れた、新しい時代にマッチした珠玉の名歌百首を新たに撰び、同学科教員9名に学生3名を加えた執筆者たちが、百首全てに解説を施した。  さらに「和歌・短歌の世界をビジュアルで表現したらどうなるのか」という構想から、和歌・短歌とイラストのコラボレーションを企画。「絵所(えどころ)」を設置し、絵を得意とする学生にイラストを依頼した。  また重要な事項をコラムとして多数掲載。和歌・短歌の解説書、入門書としても、魅力的な書籍として仕上がっている。 ■編著を担当した文学部日本語日本文学科 谷知子教授のコメント  フェリス女学院創立150周年を記念して、文学部日本語日本文学科は、現代版『百人一首』を企画、実現しました。過去から現在に受け継ぎ、未来へと残していきたい、新たな百人一首です。  百首にはそれぞれ解説を施し、さらに和歌・短歌を理解するうえで重要な事項をコラムとしました。高校などの教育現場でも活用していただけるように、網羅的な内容となっています。和歌の約束ごとや基本を身につけることは、それほど困難なことではありません。なぜ修辞が用いられるのか、その理由を理解すれば、するすると全貌が見えてくるはずです。また、表紙のほか各所に本学学生作のイラストを配置しています。和歌・短歌の世界をビジュアルで表現したらどうなるのか、これも新たな挑戦です。  和歌は、近代になって短歌と呼び名を変えます。五七五七七の三十一文字であることに変わりはないのですが、和歌の革新運動によって新しい風が吹きこまれます。本書は、近現代短歌も取り入れ、宝塚歌劇を詠んだ歌やセーラー服を着た歌人の歌など、現代を鮮やかに写し出しています。近代短歌の豊かさ、魅力も存分に味わってほしいと願っています。 ■撰歌・執筆を担当した文学部日本語日本文学科学生 榎田百華さんのコメント  和歌所に参加し、新たな百人一首を作ることができたことに喜びを感じています。また、和泉式部の和歌の解説を担当し、遊離魂の存在、平安時代の歌が時代を超えて現代に受け継がれていることを伝えられて嬉しいです。本の出版は初めての挑戦でしたので、改めて和歌や短歌を見つめ直し、より歌の魅力を知ることができました。私が携わった本が、書店に並ぶと思うと、ワクワクしています。この本を通して、和歌、短歌の虜になる方が増えることを願っています。 ■イラストを担当した文学部日本語日本文学科学生 杉崎愛さんのコメント  イラストを描くことが大好きで、本の挿絵を描くことが夢だったので、参加できて嬉しいです。赤・白・黒の3色で表現することに苦労しましたが、とてもやりがいがあり、楽しかったです。光源氏のイラストは高貴な印象になるよう、静かでゆったりとしたイメージでシンプルに描くなど、それぞれの歌や人物の印象が伝わるよう、配色や構図を工夫しました。現代の感覚で撰ばれた百首からは、小倉百人一首とは違った歌の魅力を感じ取ることができると確信しています。 ■書誌情報 書名:『フェリス百人一首』(フェリス関係者向け)  出版社:花鳥社 内容:はじめに/和歌・短歌(和歌・短歌、現代語訳(古典和歌)、出典、解説)/コラム/参考文献/読書案内 ※『フェリス百人一首』は本学の関係者、受験生・高等学校等を対象とした特別パッケージです。一般の方向けには、『和歌・短歌のすすめ 新撰百人一首』(本体1,600円+税 変型判・並製・242頁 ISBN:978-4-909832-34-4)として発売します。 https://kachosha.com/books/9784909832344/  ▼本件に関する問い合わせ先 企画・広報課 植村・粟原・敦賀 住所:〒245-8650 横浜市泉区緑園4-5-3 TEL:045-812-9624 FAX:045-812-8395 メール:kikaku@ferris.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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