その時人類は? アメリカ文学からの警鐘~19世紀のアメリカ・コレラ大流行はどう描かれた -- 追手門学院大学のニュース発信サイト「OTEMON VIEW」に掲載

追手門学院大学

学校法人追手門学院(大阪市中央区、理事長:川原俊明)はこのたび、運営する追手門学院大学の特設サイト「OTEMON VIEW」に、「その時人類は? パンデミックの歴史 ― アメリカ文学からの警鐘」と題する記事を掲載した。アメリカ文学を専門とする国際教養学部の増崎恒准教授が、パンデミック化した19世紀コレラの状況を文学作品から復元し、現在へとつながる教訓を考える。  現在、新型コロナウイルスによって世界が分断され、人と人との交流がままならないなかで、不安と恐怖、隔離によるストレス、偏見と差別、錯綜する情報がもたらす混乱などが浮き彫りになっている。  古くはペストや天然痘などがあり、スペイン風邪、エイズ、インフルエンザ、SARSそして新型コロナウイルスと、人類の歴史はまさに感染症との闘いの歴史であり、何度となくパンデミックによる混乱と恐怖を体験してきた。  それらを当時の人々の視点で描き出し、時代を映す鏡となってきたのが、文学作品だと言える。新型コロナウイルスによる感染者・死者の数が世界で最も多いアメリカにおいても、過去に経験した多くの感染症のインパクトは、文学作品に表現されている。  今回の記事では、文学を通してアメリカの社会問題などを研究している国際教養学部の増崎准教授が、文学はパンデミックをどう描き、新型ウイルスと闘う現在、そして未来の人類に何を教えてくれるのかを語った。  記事の主なポイントは下記の通り。 ■文学でみたアメリカの感染症の歴史 ○移民と共に持ち込まれた感染症 ○時代によって感染症のとらえ方も変化 ■19世紀アメリカのコレラの大流行 ○感染者を「不名誉」ととらえる風潮 ○当時も隔離政策と手洗い励行が対策 ■文学作品に描かれるパンデミック ○社会的混乱が収まると作品が描かれる ○読者に求められる作品に隠されたメッセージを客観的に読み取る姿勢 ※詳しくは記事本文をぜひご覧ください。  記事本文: https://newsmedia.otemon.ac.jp/1397 ●「OTEMON VIEW」  「ニュースの面白さは、見方次第。」をコンセプトに、日々移り変わる世の中の出来事を同大の教員らが教育・研究成果などの専門的知見に基づいて読み解いた記事を掲載。追手門学院オリジナルの記事と他メディアに掲載された関連記事の2つで構成されており、今後も改善を重ねながら内容を充実させていく。 ・URL: https://newsmedia.otemon.ac.jp/ ▼本件に関する問い合わせ先 追手門学院 広報課 谷ノ内・仲西 住所:〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15 TEL:072-641-9590 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

その他のリリース

話題のリリース

機能と特徴

お知らせ