追手門学院大学の学生が大学施設を活用した認知症カフェ「ふらっとカフェ追大」を運営 -- コロナ禍でも認知症の方と家族の孤立を防ぎ、地域や専門職をつなぐ

追手門学院大学

追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:真銅正宏)地域創造学部で福祉とまちづくりについて学ぶ学生らは昨年から、大学施設を活用した認知症カフェ「ふらっとカフェ追大」を開催している。これは、認知症の人やその家族が気軽に立ち寄れて、悩みを語ったり地域の人たちや学生と交流したりできる場として、行政や関係機関と連携して行っている催し。今後は、1月13日(水)、2月17日(水)、3月10日(水)に茨木総持寺キャンパスで実施する予定。参加費無料、ドリンクは実費。 【ポイント】 ○誰もが暮らしやすいまちづくりを学ぶ学生が運営する認知症カフェを開催中 ○公共施設等での開催が中止となるなか、広い場所を確保でき感染防止対策が整う大学で開催 ○第1回と第2回の2日間で地域の方々を中心に福祉の専門職などを含めのべ 51名が参加  認知症カフェとは、認知症の人やその家族、地域住民、専門職など、誰もが集うことのできる交流場所。形態や活動内容は多様だが、カフェならではの自由な雰囲気が魅力となっている。2015年に厚生労働省が策定した「認知症施策推進総合戦略」でも、認知症の方とその家族・介護者の孤立を防ぎ、生きがいや生活を支える施策の1つに位置づけられ、全国で約8,000カ所設置されている(2019年時点)。  現在、コロナ禍の影響を受け、これまで会場とされてきた公共施設や高齢者福祉施設での認知症カフェの開催が全国的に中止となっている。  追手門学院大学では、大学ならではの広く開放的なスペースを確保し、行政や関係機関と連携しながら、学生という若い担い手による認知症カフェを昨年から開催。「誰もが暮らしやすいまちづくり」をテーマに研究を行う、地域創造学部の岩渕・草山ゼミに所属する学生18名が運営している。  2020年11月11日に第1回、12月9日に第2回を茨木総持寺キャンパスで開催。地域包括支援センター、茨木市の認知症地域支援推進員、地域の民生委員や福祉委員を含め、2日間でのべ 51名が参加した。  当日は、同大が定める「新型コロナウイルス感染防止に基づく行動基準」レベル2の運用に基づき、感染防止対策を徹底した上で実施。そうした中で、参加者は自由に話のできるゆったりした時間を過ごしていた。また、ブースを設け、認知症関連書籍の紹介や市が行う支援事業の紹介も行った。  今後も、感染の状況を鑑みながら、定期的に認知症カフェを開催する予定。 【今後の開催予定】 開催日時:1月13日(水)/2月17日(水)/3月10日(水) いずれも 13:00~14:30 開催場所:追手門学院大学 茨木総持寺キャンパス1階A 131教室 費 用:参加費無料(飲み物を買う場合は実費) ※その他、詳細や最新情報は以下のページをご確認ください。  https://backsideofthecity.wixsite.com/machibiyori/blog  ▼本件に関する問い合わせ先 追手門学院 広報課 谷ノ内・仲西 住所:〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15 TEL:072-641-9590 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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