国内初! 寄付先が選べるドネーション参加型「ペットボトル減容回収機」を開発 オーガニック スーパーマーケット「ビオセボン」2店舗で11月6日(金)から初稼働
~回収したペットボトルをデリカ容器へ再生~ サーキュラーエコノミーを実現
株式会社寺岡精工(本社:東京都大田区/代表取締役社長 山本宏輔)は、国内で初めて、ペットボトル回収時に消費者が寄付先を選択できるペットボトル減容回収機(製品名:Bottle Squash/ボトルスカッシュ)を開発し、ビオセボン・ジャポン株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役社長:岡田尚也、以下:ビオセボン)が展開するオーガニック スーパーマーケットのビオセボン麻布十番店(東京都港区)と武蔵小杉店(神奈川県川崎市)の2店舗に納入し、11月6日(金)から初稼働いたします。ビオセボンに納入される「ボトルスカッシュ」は、国内初※1のドネーション参加型のペットボトル減容回収機です。ペットボトル回収によりリサイクルだけではなく、お客様のエコ意識を寄付という形で実現しました。お客様が「ボトルスカッシュ」の投入画面をタッチすると、寄付先として、日本赤十字社、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)等の3団体が表示され、寄付先を選択後、ペットボトルを回収口に投入することで寄付ができます。ビオセボンでは、ペットボトル1本につき1円の寄付として集計し、年1回、各団体へ寄付を実施する予定です。寄付先を選択せずにペットボトルリサイクルに参加することも可能です。
また、幅広い層の人に投入を促す目的から、子どもや車いす利用者でもペットボトルを投入できるよう、投入口を約90cmの高さに設定しました。コンパクトな箱型タイプでありながら、当社独自のプレ裁断圧縮方式で、ペットボトルの圧縮率を1/3以上に高めたことにより、500mlの小型ペットボトル約180本の回収を実現し、リサイクル回収資材運搬のCO2排出量を削減できます。さらに、減容したペットボトルを膨らみにくい状態に保ち、ペットボトルの飲み口部分を欠落しないように減容することで、減容したペットボトルの資源価値を高めました。この回収機で減容したペットボトルの形状はリサイクル材として日本で初めて※1意匠登録※2され、その圧縮性能も注目されています。
▲ペットボトル減容回収機「Bottle Squash(ボトルスカッシュ)」
そして、回収されたペットボトルは、株式会社エフピコ(本社:広島県福山市/代表取締役社長:佐藤守正)のリサイクル工場で原料化の後、シート・成形され、再生容器として、ビオセボンの店舗で一部のデリカ容器として使用されます。当社は、各企業と連携を図り、資源を循環させるリサイクルスキームを提案し、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現へとコーディネートいたしました。再生容器を使用することで従来の使用資材に比べ約30%のCO2排出量の削減に貢献できます。
▲サーキュラーエコノミー
当社は、今後もペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」の設置や、参加方法の提案を通じて、生活の身近なところでリサイクルに参加できる機会を拡大し、消費者のエコ意識の向上を促進してまいります。また、リサイクルのエコ拠点にとどまらず、独自の技術を開発、提供のほか、資源を循環させるサーキュラーエコノミーの推進を図ることで、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでまいります。
■製品名:ペットボトル減容回収機「Bottle Squash(ボトルスカッシュ)」
型番 :DRV-100
外形寸法:W585mmXD285mmXH710mm/重量:15.6kg
収容量 :ペットボトル約180本(500mlペットボトルで換算)
※2Lペットボトルまで対応
【株式会社寺岡精工 会社概要】
■本社所在地 :東京都大田区久が原5-13-12
■代表者 :代表取締役社長 山本宏輔
■創立 :1934年(昭和9年)11月
■資本金 :1億円
■従業員数 :連結 3,750名(2018年末)
■主な事業 : 電子はかり、電子計量値付システム、自動計量包装値付機、POSシステム、POP作製システム、仕分けシステム、カウンティングスケール、自動倉庫管理システム、店舗総合情報管理システム、浄水システム、リサイクル処理機、廃棄物管理システムなどの製造、販売、保守