【東芝】大手議決権行使助言会社2社が、東芝の株主に対し会社提案の取締役候補者 全12名の選任へ賛成の議決権行使を推奨
Glass LewisがISSと同様の見解を公表。2019年度に刷新した当社取締役会構成を高く評価
Glass Lewisはレポートの中で、「東芝は数多くの独立社外取締役を起用している。次回の定時株主総会において選任を予定している12名の取締役候補者のうち10名が社外取締役であり、その全員が真に独立した立場にあるといえる。半数を超える人数の真に独立した社外取締役を選任する会社は日本では非常にまれであり、これを実行した東芝には敬意を表する。」と述べています。
当社の取締役会は「Glass Lewisが、ISSと同様に、当社株主に対し当社推薦の取締役候補者全12名に賛成の議決権行使を推奨していることについて非常に嬉しく思っています。大手議決権行使助言会社2社の支援を得られたことで、この一年間株主の皆様のご意見を踏まえて取締役会を一新した当社の努力が実り、当社提案の取締役候補者が当社の全社変革計画である「東芝Nextプラン」を独立した立場で監視・監督し継続的に実行していくために必要なスキルセット、経験および新たな視点を十分に有しているという当社の確信がさらに裏付けられたといえます。東芝Nextプランによって、当社は持続可能な長期的成長と株主価値の向上を実現できると確信しており、株主の皆様には、7月31日に予定されている定時株主総会において当社推薦の取締役候補者に是非とも賛成の議決権行使をお願いします。」とコメントしました。
上記推奨を行うにあたり、Glass Lewisは以下の点を挙げています。
- 「これまでなされてきた議論の内容およびこれに対する東芝の反論を分析した結果、当社としては、東芝の旧態依然とした企業体質がもたらした影響は残っているものの、Effissimo・3D Investmentのいずれもその指名する候補者の正当性を示す明確かつ説得力のある根拠を示せていないと考える。」
- 「(前略)東芝推薦の取締役候補者の経験および資格を踏まえると、Effissimo・3D Investmentの両社が推薦する候補者の方を支持すべき根拠は示されていないと考える。」
ISSは、同社のレポートにおいて「(前略)当社の分析及び東芝とのやり取りから、最近刷新された取締役会が同社が直面する数々の問題に適切に対処していることが伺えるため、取締役会レベルでさらなる変更が必要であるようには思えない」と述べており、ISSと上記Glass Lewisの見解は同様であると考えています。
当社の取締役会は、株主の皆様に定時株主総会の招集通知記載の会社提案の取締役候補者1~12に賛成、および株主提案の取締役候補者13~17に反対を全員一致で推奨しています。
機関投資家及びカストディアンやその他の名義人を通じて株式を保有している株主の皆様におかれましては、当該カストディアンその他議決権行使プラットフォームを提供する業者に直接連絡し議決権の代理行使にかかる指示を行ってください。カストディアンを通じて議決権を行使する場合には、その議決権行使期限が一般的な議決権行使期限である2020年7月30日午後5時15分(日本時間)より大幅に繰り上げられている場合がありますのでご留意ください。また、事前に申し込まれた場合には、株式会社ICJが運営する議決権電子行使プラットフォームProxyEdgeを通じてオンラインで議決権行使を行っていただくこともできますのでぜひご利用ください。招集通知( https://www.toshiba.co.jp/about/ir/jp/stock/meeting.htm)に記載しておりますのでご参照ください。