金沢大学(石川県金沢市 学長:山崎光悦)は6月1日、三井住友信託銀行株式会社(本社:東京都千代田区 取締役社長:橋本勝)と「新型コロナワクチン・治療薬開発寄付口座」の設定に関する覚書を締結した。これにより同大では、「新型コロナワクチン・治療薬開発寄付口座」を通して寄付を受けることが可能になる。また、口座設定と同時に、同大の新型コロナウイルス治療薬の開発および既存薬の転用に関する研究支援のために同社から1千万円が寄付された。
「新型コロナワクチン・治療薬開発寄付口座」は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン・治療薬の開発等に関わる研究の支援を目的として、幅広く個人からの寄付を募集するために三井住友信託銀行が開設したもの。寄付者は金沢大学を含む13大学等から寄付先を選択することができる。
覚書締結に際して開催された記者説明会では中村裕之医薬保健研究域長が、三井住友信託銀行への寄付口座の設定に対する謝辞と、日本社会および世界に貢献するために同大の英知を結集して研究開発を実施することの抱負を述べた。
その後、同大の研究グループリーダーである医薬保健研究域医学系の倉知慎教授、渡会浩志教授および医薬保健研究域薬学系の吉田栄人教授が研究の概要について説明。また、三井住友信託銀行の松本明金沢支店兼金沢中央支店長は寄付口座設定の趣旨について説明し、「研究開発を支援して地域に貢献したい」と意欲を示した。
・新型コロナワクチン・治療薬開発寄付口座(三井住友信託銀行WEBサイト)
https://www.smtb.jp/personal/donation/
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