神田外語大学がTHE世界大学ランキング日本版2020において総合で36位にランクイン -- 教育充実度、国際性の2項目で高い評価

神田外語大学

神田外語大学(千葉市美浜区/学長:宮内孝久)はこのたび、イギリスの高等教育専門誌『Times Higher Education(THE)』と株式会社ベネッセホールディングス(岡山県岡山市/代表取締役社長:安達保)が作成した「THE世界大学ランキング日本版2020」で総合36位、全国私立大学の中では9位になりました。同ランキングは教育リソース、教育充実度、教育成果、国際性の4分野16項目を指標として総合評価が行われました。また「教育充実度」では全国7位、「国際性」は18位にランクインしました。同大は2つの項目において高い評価を受け、開学以来「高度な語学運用能力」と「グローバル社会で活躍するためのコミュニケーション能力」を身につけた人材の輩出に注力してきた結果が評価されました。  今回発表された「 THE世界大学ランキング日本版2020」は、大学における「教育力」に焦点を当て、学生の学びの質や成長性に注目し、多様なステークホルダーの視点を通して、教育力を評価する指標を導入。大学選びに影響力を持つ高校教員の評判調査など、日本の教育事情に即した評価指標に基づいて実施されました。  神田外語大学は、4つの評価基準の内、教育充実度(82.6ポイント)、国際性(76.8ポイント)で高い評価を獲得しました。最も良い評価を受けた「教育充実度」では、高校教員を対象にした質問事項で「グローバル人材育成に力を入れている」「生徒の力を伸ばしている」大学としてポイントを集めました。また「教育成果」では、企業の人事担当者や研究者から高い評価を受けました。「国際性」では、外国人教員比率の高さが評価されました。  特に注目すべきポイントは、一昨年度版より追加された教育充実度の評価項目である「教育・学生の交流、協同学習の機会」、「授業・指導の充実度」、「大学の推奨度」にて、学生調査で高い満足度を得られたことが挙げられ、今回の高い評価の要因と考えられます。  同大は2017年4月5日、語学教育を通して、「教わる」のではなく、「自ら学ぶ人」を育てる語学学習施設「KUIS 8」(クイスエイト/8号館)を学内に新設。同施設では「生涯にわたり学び続ける力」として「ラーナーオートノミー(自立学習推進能力)に着目し、同分野のさらなる発展と経済・社会の発展に寄与する高度な語学力を備えた人材を育成しています。施設内には、ラーニングアドバイザー(※1)が常駐し、学生たちの語学学習に関するきめ細やかなアドバイスや相談を実施。一人ひとりに最適な学習方法を一緒に考え、学生の自立学習を支援しています。 ※1 神田外語大学ラーニングアドバイザー  https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/kuis8/  学生がラーニングアドバイザーに繰り返し学習計画や内容について相談をすることで、学習に対するモチベーションを維持しながら、個人の目標を達成できることが同施設の強みです。  また、同施設の教員と職員が協働し、学生にとってより良い教育内容を提供するため継続的に研究調査を行っています。  学生食堂「食神」は、言語や文化を学ぶ上で、その国の食文化や風習、地政学などさまざまな切り口で学ぶことが異文化理解につながるとの考え方から、アジア各国の季節に応じた風習イベントを通して、五感で異文化理解を深めています。また、週末には一般営業を行い、地域住民にも異文化体験の場を提供しています。  同大は、今回の結果を受け、さらなる語学教育の充実・発展をめざすと共にグローバル社会に求められる人材の育成・輩出に力を入れていきます。 ◆神田外語大学 宮内孝久(みやうち たかひさ)学長コメント  日本人は一般的に序列好きで、それが一つの社会秩序形成に繋がっているように思います。その典型が偏差値信仰です。18歳から19歳時の序列や秩序をそのまま受け入れて、自分の可能性に限界を感じたり、現状に安住しようとすることに対して、違和感を覚えます。  人間の一生は長くもあり、また短くもありますが、人生は各人各様であり、人間は常に学び成長していく生き物です。自然界、人間社会、森羅万象は分からないことだらけであり、考えるテーマは尽きません。私たちは一生にわたり考え、悩み、苦しみ、楽しみますが、せっかく授かった命に感謝し、できれば面白おかしく生きたいものです。私たち大学人の使命は、学生が4年間に身につける付加価値を最大化し、かけがえのない人生を自分らしく全うするための基盤作りをサポートすることです。これは入学時偏差値とは全く別の成果物であると考えています。  そのような中で、このたび、本学が「Engagement(教育充実度)」において82.6ポイントと高い評価を受けたことを学長として誇りに思います。    私どもは開学以来、教職員一丸となり、真の国際人を育成すべく、少人数教育にこだわり、歩みを進めて参りました。その積み上げた教育の取り組みに対する在学生や高校の先生方からの信頼、そして本学卒業生が社会で受ける評価の反映は、この上ない励みとなります。しかしながら、これからのAI社会に求められるサイエンスや数学基礎教育の提供は急務で、今回の新型コロナウイルスによるパンデミックはグローバル化に対するさまざまな問題を提起しています。また、競争的資金獲得など、本学が取り組まなければならない課題は尽きません。この度の評価を真摯に受け止め、更なる拡充を目指し、地道な改革・改善に取り組む所存です。 ※本学から配信されるプレスリリースはSDGsに基づいた教育環境充実の一環として、UD(ユニバーサルデザイン)フォントで作成されています。  https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/news/52433/ ▼本件に関する問い合わせ先 学校法人佐野学園 グローバルコミュニケーション部 関根勇人 住所:千代田区内神田2-13-10 TEL:03-3258-5837 FAX:03-5298-4123 メール:media@kandagaigo.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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