玉川大学の学食で1月21~24日にかけて「陸前高田の味力」プロジェクトを実施 -- 震災復興支援として限定メニューを学生に提供

玉川大学

玉川大学(東京都町田市)文学部太田美帆准教授のゼミでは、毎年、東日本大震災の被災地である岩手県陸前高田市を訪れ、地域の人々と交流を深め、復興支援活動を行っている。同ゼミでは「陸前高田のことをもっと知ってもらいたい」という思いから、同市の食材を使用した限定メニューを学生食堂Cafeteria Sakufuで提供する取り組みを2017年に開始。4回目となる今回は「私たちと陸前高田の特別なめぐり合わせ」をテーマとして、同市産のわかめを使った「わかめラーメン」「わかめ天丼」や、豚肉を使った「スタミナ丼」「鉄板生姜焼き」、新メニュー「ミラノ風カツレツ」などを提供する。 ■太田ゼミの活動  同ゼミの陸前高田での合宿は8回目となり、2016年から現地での滞在は民泊となっている。今回は、文学部英語教育学科4年生とリベラルアーツ学部3年生の合同合宿となり、市内見学をはじめ、農作業や浜作業、民泊先の家業や郷土料理作りの手伝いなど、さまざまな体験をした。  ゼミではこれまで復興支援と国際交流をテーマに研究してきたが、2019年からは「持続可能な社会」という観点からの研究もスタート。また、2019年12月には町田市のイベント「まちカフェ!」で陸前高田の特産品を販売している。  このたびのプロジェクトでは、陸前高田と触れることができる機会をより多く提供したいという思いから、「私たちと陸前高田の特別なめぐり合わせ」をテーマとした。広報活動にもこれまで以上に力を入れており、生産者の食材への想いを紹介しているほか、ポスターの掲示場所を再考し、学内のデジタルサイネージ(電子掲示板)にも掲出する予定で、このような学内広報強化も学生主導で進めている。  合宿で初めて陸前高田を訪問したゼミ生の一人は、思ったよりも復興が進んでいないことに驚き「知ったこと、感じたことを広く発信していくのが重要だ」という考えを強くしたという。  震災から年月が経ち、現地を訪れるボランティアの数は激減しているが、陸前高田のさらなる復興を願い、同大ではこれからも「陸前高田の味力」を発信していく。 ●限定メニュー販売概要 【販売期間】 1月21日(火)~24日(金)11:00~16:00 ※日替わりでなくなり次第終了 【開催場所】 玉川大学Cafeteria Sakufu (2階) 【提供メニュー】  1月21日(火) スタミナ丼、りんごの小鉢つき(70食)550円  1月22日(水) わかめ天丼、りんごの小鉢つき(30食)550円  1月23日(木) 鉄板生姜焼き、りんごの小鉢つき(50食)550円  1月24日(金) ミラノ風カツレツ(新メニュー)、りんごの小鉢つき(30食)550円  1月21日~24日(4日間) わかめラーメン(1日20食)410円 ※陸前高田の特産品が当たる抽選会を24日実施 ※期間中、「工房めぐ海」のおやき(200円)をSnack Bar Green House(食堂内売店)で販売 ※学生食堂のため一般のご利用はできません 《提供メニューについて》  2018年の登場以来、好評を博している「スタミナ丼」と「鉄板生姜焼き」は今回も続投。民泊先のご親戚である熊谷精肉店・日益屋から取り寄せた上質で新鮮な豚肉を使っている。新メニュー「ミラノ風カツレツ」は、チーズをアクセントにトマトソースを使用し、さっぱりとした味わいになっている。  浜作業で関わったマルテン水産の肉厚なわかめで作る「わかめ天丼」は、昨年に続いての登場。「わかめラーメン」は、プロジェクト発足時から不動の人気を誇る。  小鉢のりんごは、民泊先のあんじょう農園で育てられた蜜の多い米崎りんごを使用。また、Cafeteria Sakufu売店では今回も「工房めぐ海」のホタテやわかめ、りんごの入った「おやき」を販売する。 ▼本件に関する問い合わせ先  学校法人玉川学園 教育情報・企画部 広報課  住所: 〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1  TEL: 042-739-8710  FAX: 042-739-8723  E-mail: pr@tamagawa.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

その他のリリース

話題のリリース

機能と特徴

お知らせ