フェリス女学院大学(神奈川県横浜市/学長:秋岡陽)は、伝統あるリベラル・アーツ教育を21世紀型の教養教育として展開する「全学教養教育機構(CLA)」を2017年4月に開設。2018年4月にスタートしたCLAの課程のひとつ「FERRIS+(フェリスプラス)実践教養探求課程)」第1期生の修了式を、10月2日に同大緑園キャンパスのチャペルにおいて行った。
■「FERRIS+(実践教養探求課程)」とは
「FERRIS+」は、大学での学びと社会との接点を意識しつつ、現代に求められる教養、将来に求められる教養を主体的に探究し、学ぼうとする学生のための課程。
実社会における具体的な課題に取り組み体験的に学ぶPBL型授業「プロジェクト演習」を中心に、CLAで開講される関連科目を積み重ねて課程を修了することができる。
2019年度のプロジェクト演習は「''横浜を音楽でつなぐ''イベントの開催」「百人一首を題材としたお茶の商品開発」「SDGs実施のためのアクションプランの作成」「自校史の出版にむけての活動」の4つが設定され、解決策や企画立案の方法を学んだ。
「FERRIS+」の受講にあたっては、「FERRIS+ノート」(学修ポートフォリオ)を使用し、受講中の学びを記録し、自らの振り返りをしながら学修していく。また、課程を修了した学生には「実践教養探求課程修了証」を発行する。課程を修了した証は、就職活動でも十分にアピールできるものになる。
※プロジェクト演習の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.ferris.ac.jp/cla/project_practice.html
■FERRIS+(実践教養探求課程)」第1期生の修了式
10月2日、フェリス女学院大学緑園キャンパスチャペルにおいて「FERRIS+」第1期修了生に対し、修了証が授与された。秋岡学長からは「この修了式は終わりではなく始まりです。この課程で学んだことを就職活動や卒業後の生活に活かしてください」と、メッセージが送られた。
●FERRIS+修了生の声
・結果が形として残る「FERRIS+」を通して、自分自身の強みを見つけることができました。(M.E)
・修了判定の際に行われる面談は、学び、成長したことを整理し、言葉にする機会になり、先生からのフィードバックは自分の新たな一面の発見に繋がりました。(W.F)
・幅広い視野と他者と協力してより良いものを生み出そうという前向きな姿勢など、自分の強みを改めて知ることが出来ました。(H.H)
●全学教養教育機構長・谷知子教授からのコメント
フェリスらしいリーダーを養成するために設けられた「FERRIS+」第1期生の修了式が行われました。プロジェクト演習を通じて実社会の課題を発見、解決していく力を身につけ、CLA科目を履修することで幅広い視野と多角的な視点を獲得した学生たちです。修了にあたっては、「FERRIS+ノート」で自分の強みや成長を振り返り、グループ面談を行いました。今後は、その力を社会に向けて発信し、新しい時代を切り拓くために力を発揮していってほしいと願っています。
(参考)
・フェリス女学院大学が「全学教養教育機構(CLA)」プロジェクト演習を開講 -- 学生が企業・行政と連携し、課題解決に取り組む(2018.06.25)
https://www.ferris.ac.jp/press/20180625/10966/
・社会で求められる課題解決力を実践的に学ぶ -- フェリス女学院大学「全学教養教育機構(CLA)」プロジェクト演習 初年度取り組み報告(2018.12.18)
https://www.ferris.ac.jp/press/20181218/10972/
・フェリス女学院大学「全学教養教育機構(CLA)」プロジェクト演習の2年目がスタート -- 学生が企業・行政と課題解決に取り組む(2019.06.28)
https://www.ferris.ac.jp/press/20190628/11417/
【更新】添付画像「FERRIS+修了要件」を差し替えました。(2019/10/10 17:00)
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住所:〒245-8650 横浜市泉区緑園4-5-3
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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