トルコ文化年2019関連事業中間報告
(1)「西から東へ~トルコ音楽の旅~」コンサートを実施5月13日には、「西から東へ~トルコ音楽の旅~」と題したコンサートが都内で開かれ、国立オペラバレエ団のジェネラルディレクター兼アートディレクターであるテノール歌手のムラット・カラハン氏をはじめ、メルシン国立オペラバレエ管弦楽団が来日。翌14日には、同楽団の演奏による「日本・トルコ 世界平和への訴えコンサート」も開催され、多くの観客にトルコと日本の友好の絆を感じていただきました。
(2)「トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」公開(東京・京都)去る5月20日まで東京・六本木の国立新美術館で開催され、好評のうちに閉幕した「」は、関西に場所を移し、来たる6月14日~7月28日の日程で京都国立近代博物館にて一般公開されます。
(3) メヴラーナ旋回舞踊公演「神々の残照―伝統と創造のあわいに舞うー」
2019年5月25日(土)国立劇場において、5月特別企画公演「神々の残照―伝統と創造のあわいに舞う―」が開催され、「神」をキーワードに、日本舞踊、インド舞踊、トルコ舞踊、コンテンポラリーダンス(新作)を上演、トルコからはコンヤ・メヴラーナ楽団によるメヴラーナ旋回舞踊〈セマー〉が披露されました。一行は23日に京都でも回転舞踊の公演を行いました。
(4) 文化観光省による2019年「ギョべクリテペ年」宣言
トルコ現地に於いては、南東アナトリア地方の古都シャンルウルファの北東約20kmの丘にある、人類最初の居住地とされるギョべクリテペ遺跡が昨年ユネスコ世界遺産に登録されました。ギョべクリテペでは、世界最古といわれる石造の宗教建築や5000年前の玩具といわれるおもちゃの馬車などが発見され、現在も発掘作業が進められています。トルコ共和国文化観光省は2019年を「ギョべクリテペ年」と宣言し、本年は同地を紹介するメディア向けのツアーなどを積極的に行い、日本での認知の向上を目指しております。
今後2019年下半期に開催予定の文化年プロモーションイベントにも、どうぞご期待ください。