神田外語大学(千葉市美浜区/学長:宮内孝久)は、IT環境の整備充実のため、学内28ヵ所にデジタル・サイネージを導入。大日本印刷株式会社製の情報配信システム「SmartSignageV2」を活用し、講演会などの学内イベントや就職等のセミナー情報、教員の研究業績や教養コンテンツなどさまざまな情報を提供します。これは、学生たちに学内の最新情報をリアルタイムで伝え、学びのモチベーション向上を目指すものです。
このたび導入するデジタル・サイネージは単なる情報発信に留まらず、TwitterやInstagramなどのSNSとも連携し、学生との双方向のやり取りを形成していきます。また、管理・運用は附属図書館が担当し、学内の情報の収集・整理と学生への発信・提供を効果的に進める役割を担います。
神田外語大学は2017年4月に※1 KUIS8(通称:クイス エイト)を学内に設置。ICTを積極的に活用した学習環境の構築を目指し、全学共通無線LAN環境の整備を行ってきました。新教室では学生全員が所有するiPadから各面のプロジェクタにワイヤレスで接続できるシステムを導入し、学生の主体性を引き出す柔軟な学習環境を実現しました。
これまで学内のIT環境の整備を行う中、学内の各種イベントや大学の最新情報が必ずしも効果的に学生に提供・伝達されていないという課題がありました。既に導入している学生ポータル、電子メール、掲示などでは情報伝達に限界があり、新しいIT環境の充実と学内情報の効果的な流通・伝達を目指してデジタル・サイネージを導入することとなりました。
デジタル・サイネージの運用にあたっては、学生のほとんどが利用しているSNSとあわせて情報発信することで、リアルタイム性や訴求力の向上を図ることができます。その機能を活用して、学生からの質問に対する回答、図書館や施設の利用状況を分析しお薦めの図書などを定期的に発信、あるいはSNSからの投稿によるコンテストなど双方向のやり取りも実現させる予定です。同大は今後も、教育環境の整備を積極的に行い、さらなる※2教育充実度の向上に取り組んでいきます。
※1 KUIS8(神田外語大学8号館)...
https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/kuis8/concept/
※2 神田外語大学が「THE大学インパクトランキング 2019」SDG 4(質の高い教育をみんなに)において日本で1位、世界で62位にランクイン――地域における学習機会提供が評価される
https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/news/19734/
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