台湾2施設目の「ららぽーと」事業 「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台中」開発決定 2023年開業予定

三井不動産株式会社

本事業のポイント
・台湾第二の都市、台中市において初の「ららぽーと」開発が決定、在来線台湾鉄道「台中」駅から至近
・台中市初となる約250店舗の本格的なリージョナル型ショッピングセンター、2023年に開業予定
・台湾における5施設目の商業施設、「ららぽーと」事業は台北市で2021年開業予定のプロジェクトに続く2施設目
・アジアでは台湾・中国・マレーシアにおいて4施設の「ららぽーと」事業、計10施設の商業施設事業を推進中

三井不動産株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長 菰田正信)は、この度、本事業のプロジェクト会社である「三中東区啦啦寶都股份有限公司(※)」を通じて、土地所有者である台湾糖業股份有限公司(所在:台湾台南市、董事長:黄育徴)と地上権設定契約を締結し、「ららぽーと」事業を開発することが決定しました。当社は人口約280万人の台湾第二の都市台中市にて、台湾における当社5施設目の商業施設「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台中」の開発を推進し、2020年に着工、2023年に開業する予定です。

本計画地は在来線台湾鉄道「台中」駅から徒歩約6分の市街地エリアに位置します。5km圏内に約100万人、車で30分圏内には約224万人が居住する肥沃な商圏人口を有し、近隣の彰化県や苗栗県など広域エリアからの来館や台中市に訪れる観光客の利用も期待できます。また、北側には、台糖生態湖を中心とした公園が整備されるとともにかつての製糖工場の建物が再生され、自然と歴史を感じられる景観が広がっており、本計画と一体で台中駅南側の豊かな街づくりの核となります。

本施設は2敷地2棟、約250店舗規模の計画であり、台中市における初の本格的なリージョナル型ショッピングセンターとなります。お客様が回遊しやすい低層のモールに、国内外のファッションブランド、日系を含めた飲食店やフードコート、大型専門店やエンターテインメント施設等を導入し、お客さまに新たなライフスタイルを提案する、一日中楽しめる時間消費型の商業施設を目指しています。

当社は台北市東部の新都心南港(なんこう)区において2021年に開業予定の「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港」を開発中で、本計画は台湾2施設目の「ららぽーと」事業となります。台北市、台中市を軸として、台湾におけるさらなる「ららぽーと」事業の拡大を目指します。また、開業済の三井アウトレットパーク 台湾林口・台中港、開発中の(仮称)三井アウトレットパーク 台南を含めると、台湾5施設目の商業施設となります。

また、当社は、台湾、マレーシア、中国において計4施設の「ららぽーと」事業を推進しており、アジア全体で計10施設の商業施設展開となります。当社グループの国内外合計100を超える商業施設開発・リーシング・運営により培ったノウハウを最大限に生かすとともに、今後も海外事業の更なる拡大に注力してまいります。


(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台中 完成予想イメージ

■物件概要
所在地 :台湾 台中市東区泉源段
交通アクセス:台鉄(在来線)「台中」駅徒歩6分
事業主体:三中東区啦啦寶都股份有限公司
事業形態:リージョナル型ショッピングセンター
敷地面積:約43,000m2 (C街区+E街区)
延床面積:約184,000m2 (C街区+E街区)※立体駐車場面積含む
店舗面積:約67,000m2 (C街区+E街区)
建物規模:C街区:地下1階 地上7階(店舗1-5階)
     E街区:地上4階(店舗1-3階)
店舗数 :約250店舗
着 工 :2020年(予定)
開 業 :2023年(予定)

【三井不動産の台湾での事業について】
2016年に設立した現地法人(台湾三井不動産股份有限公司)を投資拠点として、台湾各地で商業施設、ホテル事業および住宅事業の計9物件を推進しています。また、物流施設、複合開発事業などの展開を目指し、今後の更なる事業の拡大をはかります。

【所在エリア/物件名/オープン・竣工】

アウトレットパーク
・新北市林口区/三井アウトレットパーク 台湾林口/2016年1月
・台中市台湾大道10段/三井アウトレットパーク 台中港/2018年12月
・台南市帰仁区/(仮称)三井アウトレットパーク 台南/2022年(予定)

リージョナル型ショッピングセンター
・台北市南港区/(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港/2021年(予定)
・台中市東区/(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台中/2023年(予定)

ホテル
・台北市大安区/(仮称)忠孝新生ホテル/2020年(予定)
・台北市中正区/(仮称)中山忠孝ホテル/2022年(予定)
・台北市松山区/(仮称)敦化北路ホテル/2024年(予定)

住宅
・新北市三重区/(仮称)三重中興橋プロジェクト/2021年(予定)

【三井不動産の海外戦略について】
当社グループは、グループ長期経営方針「VISION 2025」にて、「グローバルカンパニーへの進化」を掲げており、今後も海外事業の飛躍的な成長を目指しています。これまでに、アメリカ・イギリスの欧米諸国に加え、アジア諸国・地域での事業を展開しています。商業施設事業は、クアラルンプール、台湾でのアウトレット事業、上海、クアラルンプール、台湾でのららぽーと事業を推進しています。また、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、中国、台湾で住宅事業を推進しており、拡大する消費を積極的に取り込み、現地に貢献しながら早期に利益を拡大すべく、成長著しいアジアでの事業を積極的に推進しています。

【台湾糖業股份有限公司について】
台湾糖業股有限公司
台湾経済部所管の政府系企業。 総資産約 6,687億NTD(2017/12)、総売上約317億NTD(2017年)。

※三中東区啦啦寶都股份有限公司について
当社の100%子会社である現地法人(台湾三井不動産股份有限公司)が本事業の推進のため100%出資し設立したプロジェクト会社

<リリース画像のダウンロードサイト>
https://www.mitsuifudosan.co.jp/press/

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