次世代IoTネットワークに対するビジネスホンとAWC-CB(チャンネルブランケット方式無線LAN)を組み合わせた音声通話、IoTネットワークの共同検証を実施
【共同検証の目的】
ビジネスホン、スマートフォン、IoT機器などをAWC-CB(チャンネルブランケット方式無線LAN)により接続し、安定した音声通話やIoT端末機能の実現性を検証します。
【共同検証の概要と結果】
ビジネスホン(NYC-Si)とネットワークカメラなどIoT端末をAWC-CB(チャンネルブランケット方式)で動作するAT-TQ5403経由でiPhone、Android端末と音声通話などで通信し、移動による通信の切断や音声の劣化がないことを検証しました。さらに、AWC(セル方式)で動作するAT-TQm5403でファストローミングによる動作も確認しました。
この検証では、端末とAPが見通しのある環境で安定して動作することに加え、無線LANの電波が一時的に劣化やケーブルの切断などの予期せぬ問題からも正常に復旧することも検証致しました。
今回の検証の結果、これまで無線LANでの音声通話(VoIP)やIoT端末システムで問題であったローミング等の問題を解消することが出来ました。
【共同検証の概要図】
システム図
・ビジネスホン:NYC-Si(スマホアプリ:ET-MFTAPA2/ET-MFTAPI2)
・使用端末 :Xperia XZ、GALAXY S6 edge、iPhone X
・AP :AT-TQ5403、AT-TQm5403、AT-Vista Manager EX
弊社は、今後も無線LANの問題であったローミング/スティッキークライアントの問題を解決するAWC-CB(チャンネルブランケット方式無線LAN)をさまざまなシステムと検証を実施して無線LANの利用シーンの拡大を進めていく予定です。
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