VR FORUM 2019にて全25講演を実施 ~新視聴率計画の詳細も発表~
VR FORUM 2019では全25講演を実施、延べ3,555名のお客様にご来場頂きました。
2日間を通して実施した講演・パネルディスカッションの中から、一部内容を紹介します。
テレビのメディアデータ整備の考え方
(2/14(木)9:40~10:55 ホールA)
【登壇者】ビデオリサーチ テレビ事業局長 橋本 和彦
昨年のVR FORUM 2018にて提示した「テレビ視聴環境の変化に対応するこれからの視聴率」の考え方をベースに、各方面の皆様と意見交換を重ねてきました。
今回のVR FORUM 2019では、その意見交換の総括として、新視聴率計画の改めての提示、そして、ビデオリサーチが考える「テレビメディアデータとしてのあり方」「共通指標として利用いただく視聴率はどうあるべきか」というテーマのもと、説明しました。
新視聴率計画における各地区の調査設計
※2:テレビCM速報サービスとして、ナショナルクライアントのCMを中心にCM出稿情報を提供
さらに、新視聴率をベースとした「テレビのメディア価値を正しく表す」方法としては、
- 調査サンプル拡大地区のデータ提供・活用~ACR/ex連携によるプロフィール分析~
- 全国を表現するデータの具現化
- 放送局由来の動画配信の視聴測定と指標の検討
- BSの価値を示すデータの検討
また、新視聴率計画のさらに先に対する当社の考えとして、
- これからのテレビメディアデータについて、「コンテンツ視聴の全てを把握」していく取り組み
- 視聴率調査をベースとして"実数データ"を活用していく取り組み
新視聴率計画を軸に、今後起き得る様々な変化に対応し、その実態をデータとして示すことを進めてまいります。
ビデオリサーチは、テレビ視聴率調査をはじめ、ラジオ、新聞、雑誌、屋外メディア、インターネットなどの各種媒体接触・評価調査、広告効果調査・分析などのメディアリサーチサービス、および生活者動向や商品・ブランドの市場調査、世論調査などのマーケティングリサーチデータを提供する総合リサーチ企業です。