AHCC(R)摂取による宿主免疫系の支持で女性のヒトパピローマウイルス(HPV)を除去する可能性が第II相試験の中間報告で示唆された
※本資料は、米国のUS AHCC Research Associationによるプレスリリースを日本語に翻訳し、ご提供するものです。
10月に米国アリゾナ州スコッツデールで開催された統合腫瘍学会 第15回国際会議(Society for Integrative Oncology 15th international conference)において、毎日のAHCC®摂取が宿主の免疫系を支持し、子宮頚部細胞診でヒトパピローマウイルス(HPV)陽性であった女性のHPV感染を除去する可能性があることが報告されました。
今回の報告は、HPVに対するAHCC®の治療効果を評価している現在進行中の臨床試験の速報で、主任研究者であるテキサス大学ヘルスサイエンスセンター(UT Health)マクガバン医学校のジュディス・スミス博士が発表しました。
試験は12か月間のランダム化二重盲検プラセボ対照試験で、参加した女性50名の被験者のうち、AHCC®群(25名)はAHCC®500mgカプセルを1日6カプセル(計3g)、もう一方の群(25名)は同量のプラセボ(偽薬)を摂取しました。
一次評価の段階で、46名の被験者が試験を完了しています。6か月目において、AHCC®を摂取した被験者の58.8%が「感染なし」と判定されたのに対し、プラセボ摂取群では、3カ月目、6カ月目、9カ月目、12カ月目に行った検査で「感染なし」と判定されたのは1名でした。なお、AHCC®摂取に問題があった被験者はいませんでした。
自らの研究についてスミス博士は、「現状ではハイリスク型HPVの持続感染に対し、標準治療が確立されていない。そのため、我々は10年以上をかけて系統的な研究を続けてきた。まず研究室での基礎研究と2つのパイロット試験で論理的根拠を確立し、現在進行中の第II相臨床試験でAHCC®が宿主の免疫系を支持してHPV感染を除去するか否かを評価している。」と述べ、
「我々の研究のゴールは、安全かつ臨床医学的に評価されたHPV持続感染根絶へのアプローチを、女性たちに提供することだ。」と展望を語りました。
[AHCC®とは?]
AHCC®は、免疫系の調整機能が臨床的に証明されており、独自製法で培養された担子菌(キノコ)菌糸体(根の部分)由来の天然免疫調整物質です。AHCC®には30以上の臨床研究と50以上のPubMed検索可能な論文が科学的エビデンスとして備わっています。
AHCC®は抗病性を支える生体の免疫系に作用することが研究で示されています。臨床研究および前臨床研究では、感染に対して生体が効果的に応答するために必要なナチュラルキラー細胞(NK細胞)やキラーT細胞、樹状細胞、サイトカイン(細胞間伝達物質)の数や活性を、AHCC®が増加させることが報告されています。
これまでのAHCC®臨床研究では、腫瘍学や肝臓医学が注目されてきました。医学雑誌「ジャーナル・オブ・ヘパトロジー」に掲載された、10年規模の前向きコホート研究で行われた進行性肝がんの患者269名の追跡調査によると、AHCC®を摂取していた患者の再発率が顕著に低く(AHCC®を摂取していない患者の再発率66.1%に対して34.5%)5年生存率も顕著に高かった(AHCC®を摂取していない患者の5年生存率53.2%に対して79.6%)と報告されています。また、他の複数の研究でも、AHCC®ががん患者における免疫系の指標や生活の質を改善することが示されています。肝臓医学の分野では、AHCC®がC型肝炎患者のウイルス保有数を減らし、非感染性肝疾患も臨床的に改善したことが報告されています。
今回のテキサス大学のHPV感染に対する検証は、AHCC®の機能が探索されている中での最新の知見と言えます。
10月に米国アリゾナ州スコッツデールで開催された統合腫瘍学会 第15回国際会議(Society for Integrative Oncology 15th international conference)において、毎日のAHCC®摂取が宿主の免疫系を支持し、子宮頚部細胞診でヒトパピローマウイルス(HPV)陽性であった女性のHPV感染を除去する可能性があることが報告されました。
今回の報告は、HPVに対するAHCC®の治療効果を評価している現在進行中の臨床試験の速報で、主任研究者であるテキサス大学ヘルスサイエンスセンター(UT Health)マクガバン医学校のジュディス・スミス博士が発表しました。
試験は12か月間のランダム化二重盲検プラセボ対照試験で、参加した女性50名の被験者のうち、AHCC®群(25名)はAHCC®500mgカプセルを1日6カプセル(計3g)、もう一方の群(25名)は同量のプラセボ(偽薬)を摂取しました。
一次評価の段階で、46名の被験者が試験を完了しています。6か月目において、AHCC®を摂取した被験者の58.8%が「感染なし」と判定されたのに対し、プラセボ摂取群では、3カ月目、6カ月目、9カ月目、12カ月目に行った検査で「感染なし」と判定されたのは1名でした。なお、AHCC®摂取に問題があった被験者はいませんでした。
自らの研究についてスミス博士は、「現状ではハイリスク型HPVの持続感染に対し、標準治療が確立されていない。そのため、我々は10年以上をかけて系統的な研究を続けてきた。まず研究室での基礎研究と2つのパイロット試験で論理的根拠を確立し、現在進行中の第II相臨床試験でAHCC®が宿主の免疫系を支持してHPV感染を除去するか否かを評価している。」と述べ、
「我々の研究のゴールは、安全かつ臨床医学的に評価されたHPV持続感染根絶へのアプローチを、女性たちに提供することだ。」と展望を語りました。
[AHCC®とは?]
AHCC®は、免疫系の調整機能が臨床的に証明されており、独自製法で培養された担子菌(キノコ)菌糸体(根の部分)由来の天然免疫調整物質です。AHCC®には30以上の臨床研究と50以上のPubMed検索可能な論文が科学的エビデンスとして備わっています。
AHCC®は抗病性を支える生体の免疫系に作用することが研究で示されています。臨床研究および前臨床研究では、感染に対して生体が効果的に応答するために必要なナチュラルキラー細胞(NK細胞)やキラーT細胞、樹状細胞、サイトカイン(細胞間伝達物質)の数や活性を、AHCC®が増加させることが報告されています。
これまでのAHCC®臨床研究では、腫瘍学や肝臓医学が注目されてきました。医学雑誌「ジャーナル・オブ・ヘパトロジー」に掲載された、10年規模の前向きコホート研究で行われた進行性肝がんの患者269名の追跡調査によると、AHCC®を摂取していた患者の再発率が顕著に低く(AHCC®を摂取していない患者の再発率66.1%に対して34.5%)5年生存率も顕著に高かった(AHCC®を摂取していない患者の5年生存率53.2%に対して79.6%)と報告されています。また、他の複数の研究でも、AHCC®ががん患者における免疫系の指標や生活の質を改善することが示されています。肝臓医学の分野では、AHCC®がC型肝炎患者のウイルス保有数を減らし、非感染性肝疾患も臨床的に改善したことが報告されています。
今回のテキサス大学のHPV感染に対する検証は、AHCC®の機能が探索されている中での最新の知見と言えます。